体重にとらわれた女性たち【摂食障害】

  • オープン記事
  • 医療
  • 摂食障害
  • ダイエット
痩せているほうが美しい、と言われる文化。

女性誌には、常に「◎◎ダイエット」

しかしながら、それを求めすぎて、摂食障害になってしまう女性が多々いるのをご存知だろうか。

100人~200人に1人は摂食障害と言われている。

この記事の読了時間:約121分
2015.11.15
Sesshokushogai

【第3回摂食障害イベントのお知らせ】

5/29(日)開催!≪「みせすの「いただきます」の教室〜みんなで考える摂食障害〜≫

詳細はこちら

 

リディラバメディア事業部よりお知らせです。

自身も摂食障害を経験したみせすの企画している大人気ツアーがバージョンアップして帰って来ました!今、摂食障害で悩んでいる人もそうでない人も一緒になって摂食障害を考えてみませんか?

 

ここで、前回の様子をすこしだけご紹介します!

 

(この下に前回ツアーと今回のツアー開催について、みせすの記事を掲載しています)

 

 

①みんなで料理

 

 

全部で3品作りましたがなんといってもメインはベーグル。お料理が得意なみせすのご指導のもとおいしいベーグルが完成しました。実は、このベーグルを作るという行為には、ある意味があるそうです。それは摂食障害のご飯を食べやすくする、食べても嘔吐しずらくするものなんだとか。

 

②みんなで作った料理を食べる

 

「食べる」ということは摂食障害の人にとって、とてもハードルが高い難しいことだそうです。それを、みんなで一緒に行います。でも、食べることが強制されているわけではなく、食べなくても持って帰っても良いそう。

 

 

食事中にアメリカで行われている難しい「食べる」ということをトレーニングする「ミールレッスン」の話題も出ました。

 

 

③みせすと当事者3人の方による「摂食障害」のはなし

 

みせすと当事者の方3人によるパネルディスカッションでは、人によって摂食障害の症状がそれぞれであるということがわかりました。また、この多くの人に読まれている記事の筆者でもあるみせすさんのご自身リアルな体験をお話してくださいました。このお話はこのツアーの中でも特にこのお話が印象的だったという参加者もいます。

 

 

④参加者みんなでディスカッション

参加者で3つのテーマ「美意識」「食」「自尊心」にわかれてディスカッション。自分の気になるワードにそって思い思いに語り、摂食障害と社会問題のつながりについて考えました。

 

 

好評のなか閉幕した第二回ツアー。「またやってほしい!」そんな声から待望の第三弾開催決定!

 

 

5/29(日)開催!≪「みせすの「いただきます」の教室〜みんなで考える摂食障害〜≫

 

詳細はこちら

 

 

 

【募集】第三回!「摂食障害イベント」開催の告知★

 

ご無沙汰してます、みせすです。

 

0)大学2年:ダイエット開始 57kg

1)大学3年:【拒食】生理がとまる、→34kg

2)大学4年:【過食】【過食嘔吐】→66kg

3)大学院1年:精神科通院 【拒食】49kg→【過食】62kg

4)大学院2年:精神薬をやめる 【過食】→55kg

5)社会人1年:【過食嘔吐】再発、→57kg

6)社会人2年:【過食】【拒食】【無茶食い】55kg

7)社会人3年:【過食】【無茶食い】→57~58kg? 【←←今ここ】

 

※【無茶食い】というのは、

過食(当時ひどいときお米三合(炊飯器小さいやつ一釜分、菓子パン10個とか、普通に食べてた。)

とは違い、一般の人の「やけ食い」みたいな感じ。

 

主治医からは、会社での「適応障害」と言われていて、

(※ストレス因により引き起こされる情緒面や行動面の症状で、社会的機能が著しく障害されている状態/ICD-10)

自分の存在価値を見いだせないながら、「無茶食い」しながら、ただ、毎日を生きている。

 

詳しくはこちら

http://colloid1989.blog.fc2.com/

 

************************

■最近の病状

<まだ病気に囚われてること>

*1日1~2食生活(夜に1日分以上食べる。過食)

*朝走るのは最低週1~2回。(平日の朝起きられなくなった。)

*不眠。睡眠薬(西洋薬:ベルソムラ)をたまに使う(週1くらい)。

*頑張りすぎて過緊張。ほっとしたあと過食。

 

<ちょっと回復したこと>

*過食したことに対して、罪悪感をあまり感じなくなった。

(頑張っているから過食したんだ。的な。)

*過食発作がわかるようになった。

*自分の気持ちを、より、感じられるようになった。

(どんなときに辛くて、どんなときにしんどいのか)。

 

************************

そんなみせすなのですが・・・ありがたいことに

「摂食障害イベント、やってください!」という声を、いただきました。

そんなみなさんと出会いたいべく、第三回のイベントをやりたいと思っています。

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

≪「みせすの「いただきます」の教室〜みんなで考える摂食障害〜≫

https://traveltheproblem.com/tours/121?ref=trapro

日時:2016年05月29日(日) 10:00〜17:00

定員: 25 名 (最少催行人員: 9 名)※先着順

場所:文京区立アカデミー向丘 実習室

内容:摂食障害の当事者・非当事者によるワークショップ。料理をつくりながら「食べる」に対して考え、ランチのあとは、摂食障害と社会問題の関連のディスカッション。

① みんなで手料理ランチ!パン作り!

②「摂食障害」×「社会問題」ワークショップ

③当事者の枠を超えた全員でのディスカッション

共催:一般社団法人リディラバ・みせす・ゆた

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・・・<<<このイベントならではの特徴>>>>・・・

●当事者・非当事者だれでも参加OK

●料理して食べます!(食べることは強制しませんのでパンのお持ち帰りOKです)

●ディスカッションがメイン。参加者が主役になれるイベントです。

●病気のネガティブなことを吐き出すのではなく、未来に向かってみんなで前に向けるような話を。

(社会の中で、どうやって「自己肯定感」を養っていくか)

※このイベントはカウンセリングなどの治療を目的とした行為は含まないものです。

 

・・・<<<こんな人に、ぜひ>>>>・・・

●料理してみたい人!パン作りたいひと!

●社会問題全般に興味がある人

●摂食障害当事者(体重は回復し、社会復帰したけれど、生きづらさを感じている)

●摂食障害の友達・彼氏彼女・兄弟を持つ方

●摂食障害・精神疾患に関して研究されている方。

 

・・・<<<過去のアンケートより>>>>・・・

*手作りすることで添加物気にせず食べれました。

*自分のために生まれてきたパンがすごく愛おしかったです。

*(この病気になって一人で食べていたので)こんなに楽しく食べられてうれしかったです。

*料理という作業を通じて、初対面の人と気軽に打ち解けられました。

*この障害を持っている人の多さに、おどろかされました。

*自分の中に無意識な偏見をもっていることに気づかされました。

*普段、周りにいる人たちと違う視点を持っている人たちと話せてよかったです。

 

***********************

コンテンツにおける、みせすの想いと補足。

 

・・・<<<料理について>>>・・・

体重が回復したからって、過食嘔吐が終わったからって言っても、

そこからまたステップがある。

カロリーを気にしたり、

●「食べられるもの」(野菜、ノンオイルドレッシング…)

●「食べられないもの」(天ぷら、かつ丼、炭水化物…)

があり、(※人によって違います)

どちらかというと、パンは、「食べられないもの」に分類されるほうだ。

特に、「過食嘔吐」していたころは、ひたすらパンを食べていた。

 

じゃぁ、なぜ、パンをつくるか?

なんで、食べるのか?

 

それは、「食べることに向き合う」ことが、求められているから。

それは、「正常な食生活」に戻さない限り、「真の回復」とは、言い難いから。

「つくること」、「食べること」、「みんなで食べること」のステップにどうしても、向き合わなきゃいけない。

 

菓子パンも、お菓子も、から揚げも。「食べて太るもの」は、ない。

どんなものだって、食べ過ぎれば、太る。

食べたいものを、楽しく美味しく味わって食べることーそんな感情が、私にとっての回復だった。

 

 

普段買うことのほうが多い、パン。

実は、過食しやすい材料でもあって、私はなかなか作る気も食べる気もしなかった。

そんなパンを、手間をかけて、一から作ってみる。

 

出来上がった、いびつな、パン。

いびつなのに、なぜか、愛おしい。

料理の楽しさ、食べる喜びを、再び感じる。

 

それが、このイベントの、一つの狙い。

 

 

 

 

・・・<<<ディスカッションについて>>>・・・

■キーワードカード

当事者・非当事者を交えて、みせすお手製のキーワードカードゲーム。

摂食障害と社会の関わりを探す。これによって、非当事者が、身近に感じる。

「なんで激ヤセ、激太りするんだろうと思ってました。

でも、“なんで生きているんだろう”と自分に対する生存価値の問いとか、

自尊心とか、痩せたい、という欲に走るとか、実は私たちと結びついていたんですね。」

 

■摂食障害者の心理

摂食障害患者の回復は、たくさんのステップがある。

*痩せにとらわれなくなる。

*ありのままの自分を認められるようになる。

*自分らしく生きる方法を見つけていく。

*自己肯定感を高めていく。

 

自分らしい生き方は、社会の中で、初めてできるもの。

そして自己肯定感を高めるには、社会との関わりが必須だと感じている。

でも。

悔しいことに、社会では、見えない偏見も多々多い。

たとえば。これは単なる私の例だけど。

「大きな会社」での会社員をやっていると、特に感じる。

・・・精神障害者には、責任のある仕事を任せられない。

・・・元気になるまで、しばらくそっとしておけばいい。

そして、残念ながら精神科医でも「摂食障害の専門家」は、限られていて、

精神科医の対応に、涙する患者だって、いる。

特に、患者と社会をつなぐであろう、「産業医」の中には、

患者社員の要望を表面上の対応をしながら、会社組織に大きな実権も握る。

私が感じることと、周りが思っていることは違うだろうけど、

もし、「感じたこと」が、一つの事実であるならば、大きな偏見もある。

 

だからといって、ネガティブなことをいっていても、仕方がない。

●こんなことができるー普通に仕事だってできる。

●こんなことが辛い。

●こんな風に接してもらいたいーけだもののように、扱わないでほしい。

 

こんな風に、よかれと、思って、配慮してもらうことが、かえって傷つける場合がある。

偏見を解くために、私たち患者が社会に対して発信しなきゃいけないことだってある。

だからこそ、当事者・非当事者であつまり、

みんなで話し合っていくことが、重要だと思っている。

 

 

社会復帰で悩んだり現実とのギャップに苦しむ当事者を

どう支えればいいか、この企画を通じて、考えたい。

 

***********************

 

私が食育ボランティアの活動で、夜に合宿していて、

アルフォートファミリーパック一袋もぐもぐ食べていたんだけど、

もう、がんばってる自分の、脳のご褒美、だと思って、もぐもぐ食べてた。

過食を気にしなくなった自分、に、ちょっとだけ、「えらい」と自画自賛(笑)

 

そう。

「過食しても、生きてるだけで十分」なのだ。

数年前の私は「過食したこと」自体が許せなかったので、

その間には、大きなステップがあるのだなって思った。

たとえ過食しても。失敗しても。

 

それでも、生きていく。

生きる喜びを、見出し、そして、伝えていくために。

 

このイベントを通じて、

皆様にお会いできること、楽しみにしています。




【開催報告】第2回摂食障害ツアー!

 

 

みせすです。

 

食べることには相変わらずムラがあって(一日一食は食べてるけど三食は難しい。)

週1回のjogをなんとか続けています。

冬の波が苦手で、寒いながらもなんとか冬眠せずに、生きています。

 

さて。

今年8月に第一回を開催し、反響を得て、戻ってきたこのイベント!

無事、皆様のおかげで、終わることができました。 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

≪「食」を通じて、「みせす」たちと、摂食障害を見つめ直すツアー≫

日時:12月6日(日) 10:00~17:00

場所:練馬区春日町青少年館 調理室

内容:摂食障害の当事者・非当事者が集まり、 社会問題の側面から、私達で、問題にどう向き合っていくかを考えていきます。 当日は料理を一緒に創りながら、「食べる」ことも実践!

共催:一般社団法人リディラバ・みせすたち ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

主なコンテンツは前回と同様。

【1】みんなでクッキングタイム!

【2】ミールレッスン~いただきます~

【3】みせすたちによる摂食障害解説講座

・当事者3名による、パネルディスカッション

・摂食障害治療の現状

・摂食障害という名の「社会問題」

【4】ディスカッション

 

の4本柱でツアーを計画。 当日は12名の参加者と主催者4名の計16名で、ゆるゆるの開催です。

 

当事者だけでなく、心理系の大学院生、製薬会社、食品会社、様々な方にお越しいただきました。

■■■【1】みんなでクッキングタイム!■■■

 

 

 

 

今回のメニューは、

『ベーグル』、

『サラダ』、

『オニオンスープ』

の3点でした。(アボガドディップと、ホイップクリームつき)

ベーグルをこねこねして発酵させるところからスタート!

…国産小麦粉、砂糖、塩、イースト。

ベーグルは、バターも卵も牛乳も使わない、リーンなパン。

かつ、もちもちしていて(でんぷんの糊化)、噛み応えのあるので、ダイエットによく用いられます。

今回は、摂食障害当事者も参加することを踏まえて、 できるだけヘルシーなものを・・・ということで、ヘルシーなところに着目したパンをつくりました。

 

こねこねする。べたべたした生地がまとまってきて…

 

小麦の香りに包まれる。

耳たぶくらいの硬さが、とても、気持ちいい感覚。

→→実は、これこそ、みせすの狙い。

「マインドフルネス」療法の一つで、

頭で考えるとか、そういうことしないで、単に触ったりして

“きもちいい”と感じること。

小さいころ、粘土遊びをしたりとか、ひなたぼっこしたりとか、

人間の感性そのものに迫る瞬間。実はそういう意図を考えてました。

 

ベーグルの具材を入れるときの、選ぶ皆さんの姿は、真剣そのもの。

 

*黒糖*シナモン*くるみ*いちじく*レーズン*ごま*チーズ*紅茶*チョコ・・・

具を包んで、成型したら、

そのあと、発酵。

 

発酵している間に、サラダとスープづくり!

 

・・・レタス、きゅうり、トマト、卵、たまねぎ・・・・

材料を手渡され、あとは自由につくる。というゆるゆる、っぷり。

卵のきり方ひとつ含めて、各班によっていろんな盛り付け方になって、

写真を撮りながら見てて、とてもとても楽しかったです(笑)!

発酵が終わって出すと、

「あれ、鉄板あつくないですよ??」という参加者も。

・・・・そうですよね、パンつくったことないヒトには、「発酵」って言葉も、“はじめまして”。

発酵が終わると、軽くてほわほわして、かすかに小麦粉の香りが香ってくる。

素敵な感覚。

発酵の説明を軽くしてから、

そしたら、ゆでる(ケトリング)。

ゆでるほど、表面のでんぷんが糊化してくる。

そのあと、余熱したオーブンで20分。

ベーグルが完成しました!!

 

///「ベーグルがこんな簡単につくれるとは知らなかった!」

 

///「保存料を気にせず食べられました!」

///「自分に食べられるためだけに生まれてきた2つのベーグルがとても愛おしかったです。」

///「一からつくるのって、それだけで自分を認める行為のような気がする」

 

アンケートにこんな声があって、とてもうれしかったです。

 

 

■■■【2】ミールレッスン(いただきます)!■■■

 

みんなで「いただきます」をして、お昼タイム。

つくったベーグルを食べながら、話が、弾んでいく。

初対面の人同士が、

「料理」という作業を通じて、

お互いの仲が深まっていって、

最後には、一緒に料理を「いただきます」する経験。

これは、摂食障害患者にとって、とても、貴重な体験。

 

食べながら、利香さんによるレクチャー「ミールレッスン」。

 

アメリカでの摂食障害治療のひとつに、『ミールレッスン』がある。

摂食障害患者にとって、

***普通に食べる***

っていうのは、最終的な目標だから。

あえて、それに、向き合う。

 

今回は完全なる再現ではないけれど、

 

『ミールレッスン』を意識したコンテンツ。

 

パンって、過食症患者にとって、危険因子。

 

“過食スイッチ”が入って、すぐ過食したくなったりする。

(事実、過食症のときは、菓子パン10個とかよく食べてた。)

でも。

自分でつくった、保存料も油も入っていないパンなら。

少しでも、愛を持って、過食しないで大切に食べれるかもしれない…

 

私は、まだ、パンに関して抵抗があるけれど、

 

ベーグルとかフランスパンとか、そういうパン作りを通して、

パンが食べれるようになってきた。

もちろん、その道のりは、そんな簡単なものじゃなかった。

自分で作ったパンを過食したことは何度も何度もあったけれど、

“吐く”ってことまでは、しなかった気がする。

…「食べることは、生きること」…

料理をすることは、みせすにとって大きな回復のきっかけとなった。

そんな、願いをこめての、パン作り。

 

■■■【3】みせすたちによる摂食障害解説講座■■■

 

みせすによる摂食障害の写真経過のあと、当事者4人によるプチパネルディスカッション。 摂食障害には、いろんな症状や経過、考え方があり、 当事者の言葉で、それを伝えていきました。

 

///「学術的な知識はすでにありましたが、体験を通じての講座ははじめてだったので、言葉一つ一つに重みを感じました。」

 

///「改めて、この障害を持っている人の多さを感じました。」

 

そして、

 

『治療の難しさ』と、『やせ文化』の話。

日本は20~30代のやせすぎ女性の割合が、本当に多く年々増加傾向。

これは「やせ文化」に比類するんじゃないかという持論。

日本には専門的な治療施設はまだほとんどなく、精神科でも摂食障害の専門医は限られる。

体重は回復して、過食嘔吐をやめられても、その上で、精神的に回復することがさらに必要。

摂食障害の回復は体重の回復・食事の正常化、そして自尊心の回復の二段階。

 

///「はじめは少し頑張れば改善されるイメージがあったのですが、治療が困難だということがわかったし、社会や周りの人の支えが必要なんだと実感した。」

 

 

自尊心の回復には、社会的なつながりが必要。 でも、社会は、偏見や誤解にあふれている―――

 

(事実、社内での過呼吸が原因で、私はサボっているといわれ、賞罰委員会にかけられた。)

 

ただでさえ「生きづらさ」を感じてしまうこの窮屈な世界で、

 

私たちは、どう生きていけばいいんだろうか。

 

今回も言われた。

 

///「みせすさんが(摂食障害)がこんなに明るいとは思わなかった」

 

私も、まだ、過食を抱えている、摂食障害患者の一人。

 

「摂食障害だから」、っていう差別。

 

*摂食障害の当事者以外のあなたへ。

 

……「あなたの手を、差し伸べてください。」

*摂食障害のあなたへ、

……「あなたは、ひとりじゃない」

 

■■■【4】ディスカッション■■■

 

 

「食」

「美意識」

「自己肯定感」

 

の3つのチームに別れて、”みせす式カード”を用いた試行錯誤的ディスカッションをしました。

 

少しでも、摂食障害と社会文化の関連について感じてもらい、

いつでも自分が、「摂食障害」と、すぐ近くにいることを感じてもらえたら。

 

好きなカードを選んで、

 

なんで、自分がそのカードを取ったのか、簡単に語ってもらう。

そうすることで、無意識のうちに、自分が社会に左右されていることに、気づく。

 

///「自分以外の視点が得られたとともに同じような悩みにも出会えてよかった」

 

///「各々の生きづらさについて色々な人の言葉を聴けてよかった」

///「本当に病気になるかならないかは、紙一重だと思った。」

 

そんな感じで、

 

あっとう間の17:00―プログラムの終了。

 

******************************

 

 

本当に、温かくて、やさしい雰囲気で受け入れてもらえる

 

。 ―――「否定されない安心感」―――

ここには、それが、ある。

 

このツアーをやるときは、二回目とはいえ、ものすごく、緊張した。

 

睡眠薬を飲んだのにも、緊張して寝れなかったり

荷物の準備したあとも、何度も何度も確認した。

……摂食障害当事者を、深く傷つけてしまったらどうしよう……

……ベーグルつくったために過食させちゃったらどうしよう……

そんな不安な思いが立ちこむ中、

なんとか一日終了して、ほっとした、気分になった。

やっと、お店に流れる、クリスマスのBGMに、心躍った。

ツアー当日は、睡眠薬の効果もあいまって、夜9:00にはうとうと。

ぐっすり眠れた。

 

********************

 

「摂食障害の回復ステップ」を話しながら

まだまだ自分の向かうべき道のりの遠さに心折れそうになったけれど。

 

今のみせすには、ともに励ましあい、歩んでいける、摂食障害の仲間がいる。

 

理解し、温かく見守ってくれる人が、また一人、増えていく。

 

摂食障害になったことは、「悲劇のヒロイン」じゃない。

 

摂食障害は、「武器」ではない。

 

人の痛み、優しさ、当たり前の日々の愛おしさ、食べる喜びを知れた、大切な経験であって、

 

「未来」もそうではない。

………いま、ここ、自分。そんな自分が、どう生きていくか。

 

たくさんの人に支えられて、

 

今の、みせすが、生きている、ということ。

 

そして、私は、「治りたい」ということ。

 

回復し、自分で信じた道を、自分の人生を、歩んで生きたい。

 

参加された皆様。一緒に盛り上がってくれた当事者のみんな。

 

リディラバのまなちゃん。りかさん、ゆた。本当に、ありがとう。

 

このイベントの今後はまったく決まっていなくて、

 

私としては、少しでも求められればやるし、

でも、自分で参加者をがんばって集めたり、“主体的に”イベントやるのは、

なかなか難しいかな、っていう想いも、直感的にあったりする。

イベントをするのが目的じゃなくて、摂食障害がなくなる世の中を目指すための手段。 (とはいえ、みせすの一存では決められないし、皆様からのご意見をまずは募りたいと思ってます)

 

朝夕の冷え込みが、日ごとに厳しくなる中、

 

小春日和の暖かな日差しに、心が、ほっと、安らぐ。

…………生きているって、きっと、こういうこと。

一人でも哀しむ人が、いない世の中が、いつか、訪れますように…

ささやかな、願いを、透き通った冬の青空に託します。

 

 

 

【募集】帰ってきた!「摂食障害イベント」のお知らせ

ご無沙汰してます、みせすです。

 

 

0)大学2年:ダイエット開始 57kg

1)大学3年:【拒食】生理がとまる、→34kg

2)大学4年:【過食】【過食嘔吐】→66kg

3)大学院1年:精神科通院 【拒食】49kg→【過食】62kg

4)大学院2年:精神薬をやめる 【過食】→55kg

5)社会人1年:【過食嘔吐】再発、→57kg

6)社会人2年:【過食】55kg   【←←今ここ】
会社での人間関係がうまくいかず、不眠や過食・拒食になったり。 部門異動もあり、少しずつ、穏やかな日々を取り戻してます。

 

詳しくはこちら

************************

 

<まだ病気に囚われてること>

*1日1~2食生活(夜に1日分以上食べる。過食)

*朝走るのは最低週1~2回。(平日の朝起きられなくなった。)

*ちょっと不眠。寝れないけど、そこまで不眠じゃない?

*頑張りすぎて過緊張。ほっとしたあと過食。

 

<ちょっと回復したこと>

*会社に行く前の朝、吐き気が止まらなくて、心拍数あがってめちゃくちゃどきどきしてたのが、部署が変わったことで、会社にくるのが、ちょっと楽しみになった!

*過食エピソード(夜、外食した後は絶対的に家で食べなおしていたのに、その回数が減ったりもしたかもしれない)

*バランスが、保てるようになった。

*過食発作がわかるようになった。

 

************************

 

そんな、まだまだ不安定なみせすですが、イベントを再度やります!

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「食」を通じて、「みせす」たちと、摂食障害を見つめ直すツアー

日時:12月6日(日) 10:00~17:30

場所:練馬区春日町青少年館 調理室

内容:摂食障害の当事者・非当事者が集まり、 社会問題の側面から、私達で、問題にどう向き合っていくかを考えていきます。 当日は料理を一緒に創りながら、「食べる」ことも実践!

共催:一般社団法人リディラバ・みせすたち

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

7月にやった「摂食障害スタディーツアー」が帰ってきました!
内容は前回同様三本柱の、盛りだくさんなコンテンツ。

 

① みんなで手料理ランチ!

②「摂食障害」×「社会問題」ワークショップ

③当事者の枠を超えた全員でのディスカッション

 

今回は前回の参加者の声やタイムラインなど反省を生かして、パワーアップしてます。

今回は品目を絞ってみんなでベーグルづくり。サラダとスープも作っちゃう予定。

普段買うことのほうが多い、パン。手間をかけて、一から作るって実は楽しかったりする。

料理の楽しさ、食べる喜びを、再び。 ディスカッションの時間も多く取って、

当事者の有無関係なく当事者が主体となるイベントを、みんなでつくっていきます。

 

***********************

 

前回イベントをやって、すごく、いろんなことを、学んだ。

遠くからわざわざ前回のイベントにきてくれた、当事者の子。

「イベントのページ」を検索して、私のブログにたどり着いてくれた子。

 

そして、何より。

 

自分が摂食障害からとらわれていること。

まだ自分のことで精いっぱいで、ほかの子にたくさん迷惑をかけて。

自分のことも支えられないのに、 人のことも支えられることも、できなかった。

摂食障害の誤解は、まだまだ大きい。

「みせすさんが、摂食障害をもっている風に見えませんでした。」 と、偏見もある。

 

「なんで激ヤセ、激太りするんだろうと思ってました。でも、“なんで生きているんだろう”と自分に対する生存価値の問いとか、自尊心とか、痩せたい、という欲に走るとか、実は私たちと結びついていたんですね。」

 

家族、友達、マスコミ、医療従事者、そして、同じ摂食障害の患者同士まで。

《摂食障害》という病気に対して、 いろんな「とらえ方」がある。

いろんな「解釈の仕方」がある。

 

時には、 当事者同士の回復を比べたり、嫉妬心を産むことだってある。

正反対なとらえ方も、お互いを傷つけてしまうとらえ方もあるけれど。

 

私は、どれをとっても、正解だと、信じている。

いろんな人がいて、この世界がなりたっているように。

誰一人、いなくていい存在なんて、いない、っていうことと、同じように。

 

このツアーは、医療従事者によるものじゃない。

安易な治療行為の話はできないし、専門家に勝るわけはない。

けれども、「社会問題」という側面がある以上、

みんなで支えあって考えていくことが、必要で、求められていると私は思ってる。

 

*********

 

私は、こどものときから、 食べることが大好きで、

大学に入るまで、ダイエットとは、無縁な子でした。

高校のクラスに、摂食障害の子がいました。過食で困っていたのでしょうか

ーぽっちゃりしてて、学校では明るいのに、休みがちで、不登校のゆえ、留年退学となったそうです。

その子がなんで辛いのかも、どうしてほしかったのかも、わかってあげられなかった。

 

また、同じく高校のとき。

部活の大切な仲間が恋愛からダイエットに走っていきました。

お弁当もサラダだけ、どんどんガリガリになる友達をみて、

「どうして食べないの?食べれないの?」と1人疑問に食べてたのが、私でした。

 

それから数年後、 まさか自分がそうなるとはー、なんて だれが予想したことでしょうか。

そのときに、わたしは、 苦しんでる彼女たちに、 どうして、手を差し伸べてあげられなかったのだろう。

どうして、見て見ぬ振りをしていたのだろう

 

ー 腫れものを扱うような目で見ていたんじゃないかー

 

自分が当事者になって、 過去の自分の過ちに気づくことはありすぎて。

知らないですまされないこと、

何もしないからこそ傷つけてしまうことと、の存在に気づきました。

 

自己主張の強すぎる私ですが、 あえて当事者としての声を上げている理由はそこにあります。

 

*****************

 

「あなたは、1人じゃない」

 

摂食障害で苦しむあなたは、1人で哀しみを抱え込まなくていい。

手を差し伸べてくれる人がいる。

 

周りの人たちは、どう手を差し伸べていいのか、このイベントでは考えていく。

 

なぜなら、拒食症・過食症の身体症状が治っても、心の回復は時間がかかるから。

 

 

 

 

<<摂食障害の回復ステップ>>

 

◆自尊感情を高めていくこと

◆自我機能を高めていく

◆適応能力を高めていく。

 

これらは、精神療法ー診察室での治療だけではなく、実生活に伴う行動が求められるから。

 

「将来のこと考えると、最近辛くて。」

そっと話してくれた、リアルな声。

社会復帰で悩んだり現実とのギャップに苦しむ当事者をどう支えればいいか、考えるこの企画。

 

医療の専門家だけでなく、家族、友人、ピア、職場。

 

社会全体で支えあうことが、

きっと、当事者にとって回復のプラスになると信じている。

 

 

 

「みせすにとって、摂食障害は武器なんです」

前回のイベントで無意識に言ってしまった、この発言。

 

あのときから、いろんなことを考えた。

---私は、まだ摂食障害にとらわれてる。

---私は武器を持って、何と闘うの?

 

・・・・・

私は、摂食障害から、回復したいのだ。

そして、誰かの力になれるような人になりたいのだ。

 

このイベントは、治療でも一方的な講演会でもありません。答えはない。

ゴールも、ない。

参加者のみなさんと一緒に考えていくイベントです。

 

うまくいっても、いかなくても。

精一杯の一日は、もっと、気持ちがよい。

そんな、世界。

 

そんな世界を、あなたと一緒に作っていきたい。

もう、誰も哀しみを抱えることが、ないように。

 

当事者、当事者以外関係なく、

あなたと出会い、素敵な時間を共有できることを、楽しみにしています。

 

【報告】摂食障害ツアー終了しました!!

みせすです。体重計には載っておりませんw会社の上司との人間関係のストレスにより朝と昼は吐き気で食べることができず、

夜のみ、一日一食の生活が続いています^ω^)そのせいで朝起きられず、1年以上続いていた朝のジョギングも2週間さぼっています・・(懺悔)。

さて!

摂食障害ツアー無事終了いたしましたので、ご報告です!!摂食障害についてより深く知ることを目的に

▶1。みんなでクッキングタイム!

▶2。ミールレッスン〜いただきます〜

▶3。みせすたちによる摂食障害解説講座

▶4。ディスカッション

の4本柱でツアーを計画。当日は12名の、様々な分野の方々にご参加いただきました。

当事者だけでなく、食品メーカー、サービス業、調理師、公務員、栄養系の学生、医療従事者にお越しいただき、

予想を超えた、様々な視点から摂食障害について学びを共有できて驚いています!

 

▶1.みんなでクッキングタイム!

第一部では、こんな料理をつくりました。

★ポテトサラダ(カロリーハーフのマヨネーズと、ヨーグルトいり!具沢さん)

★蒸し野菜(にんじん、ごぼう、ブロッコリー、さつまいも)

★カボチャの煮物

★イワシの甘露煮(砂糖控えめ)

★豆腐おからいりハンバーグ

★豆腐おからいりシュウマイ

★おにぎらず

★サンドイッチ

★白玉フルーツポンチ

みんなでつくって、食べました♡初対面の人と、共同作業。しかも、材料は切るところから(笑)。タマネギが目にしみたり、

豆腐入り白玉で、白玉粉が少なすぎたり、おにぎらずが、かたちにならなかったり。

 

それでも、「料理」という作業を通じて、お互いの仲が深まっていって、最後には、一緒に料理を「いただきます」する経験ができたことが嬉しいです。

アンケートでも多数の声があったように、「みんなで、つくって、食べる」という、一昔前まで家庭で(親子とかね)当たり前に行われていた行為が、いつの間にか食の重要性が希薄化し、外で食べたり、家庭でもバラバラに食べたり。みせすとしては、とても、寂しかったりします。

(みせすは基本一人暮らしで自炊大好きですwたいしたものはつくらないけどね。)

「肉とか使わない、ヘルシーなメニューかと思ってました」と、ある参加者から感想をいただきました。

それは、ごもっともな指摘で。もっと、ノンカロリーのワカメとかコンニャクとか、食べても太らないもの、太りにくいもののほうが安心する。

実際に、摂食障害の極地から回復する人の中には、今回のメニューは無理な人もいる(私も全部は食べられなかったし)。

そして、摂食障害を機に、完全玄米菜食主義、いわゆるマクロビとかに目覚める人はいる。

だけれど、医学的な「回復」が、食べ物に、体重に囚われないことならば、食を、「普通」の人の食事内容に戻すことは、避けては通れない。

「食べること」が、治療の第一歩。そのために、ヘルシー志向だけどまんべんなく、のメニューを設定しました。

 

▶2.ミールレッスン〜いただきます〜

みんなで、「いただきます」をして、一緒にご飯を食べながら。

「普段、食事どうしてる?」

「食のこだわりあるひと、いる?」

そんなりかさんの司会から、第2部がスタート。実はアメリカでは、食事を丁寧につくることが治療回復プログラムの1つになっています。

朝ご飯を極めている、まほろ。自分自身のインスタグラムに載せている朝ご飯写真集をもとに、「愛情を書けたごはんは、過食嘔吐しない。」

と話していました。

みせすには、彼女の気持ちがとても強く伝わってきました。自炊するとき、基本的には過食嘔吐しない。適当なものをたべたときに、過食嘔吐したくなる。

 

▶3。みせすたちによる摂食障害解説講座

第3部は、みせすによる摂食障害の写真経過のあと、当事者4人によるプチパネルディスカッション。

ひとえに「摂食障害」といっても、いろんな病態があり、いろんな考え方があり。病状は人によって全く違います。

それを伝えるための、ワークショップ。

まほろ、ゆた、りかさん、みせすによる、それぞれのパネルディスカッションともシンポジウムともいえそうなこの企画、予想以上に、もりあがりました!

 

摂食障害を一言で「呪い」と言う人もいれば、「新しい自分に気づくきっかけ」を想う人もいる。

特に印象的だったのは、「摂食障害は甘えじゃない」というみせすと、「甘えだよ」というまほろがいたこと。

みせす的には、摂食障害は「がん」みたいなような、もの。精神論でどうにか出来る話じゃない。でも、まほろのいうことも、わかる。

 

摂食障害にかかった理由の1つに、心の脆弱性はあって、

なにより、「自分で治そう」としないかぎり、治らない。患者自身が病気に甘えている限り、治らない。

病院に行っても特効薬はない。完治するのは3人に一人程度。2年以内の回復率は一桁台。

クリニックでの完治は3%というデータもある。

通常は4~8年かけてゆっくりと治っていくし、もっとかかる人もたくさんいる。

 

改めて、そういうデータを調べていて、本当にびっくりしました。愕然としました。

でも、それくらい、摂食障害って、大きな問題なのです。

日本には専門的な治療施設はまだほとんどなく、精神科でも摂食障害の専門医は限られます。

体重は回復して、過食嘔吐をやめられても、その上で、精神的に回復することがさらに、求められます。

摂食障害の回復は体重の回復・食事の正常化、そして自尊心の回復の二段階です。

いくら体重を気にしなくなって、摂食障害を克服できる!という軸を手に入れても、成功、利益、効率の求めれられるこの社会では、

いとも簡単にその軸が、ぽきりと折れてしまいそうになるから。治療施設を整えていくことだけでは足りない。

「社会復帰」の環境も整えていかなければならない。

アンケートに、「摂食障害の人がこんなに明るいとは思わなかった」という感想がありました。

摂食障害だから、っていう差別をなくし、社会全体で摂食障害の当事者を支えていくことが大切だと思います。

そして当事者はあせることなく、まわりを頼りながら、ゆっくり時間をかけて治していくことが本当に重要。

 

▶4.ディスカッション

第4部では、

「食環境」

「美意識」

「自己肯定感」

の3つのチームに別れて、”みせす式カード”を用いた試行錯誤的ディスカッションをしました。少しでも、摂食障害と社会文化の関連について感じてもらい、いつでも自分が、「摂食障害」と、すぐ近くにいることを感じてもらえたら。

肥満が悪だと見なされ、体型と健康、美意識の自己管理が求められる、

「やせてきれいになったね」

が褒め言葉となり、「やせたね」「太ったね」が挨拶代わりになっているこの社会においては誰もが摂食障害になりうる、または誰かを摂食障害に追い込む加害者の立場になりうることを、忘れないでいて欲しいと思います。

ツアーをつくって感じたこと。

最後に、みせすがツアーをつくって改めて感じたことを。それは、自分自身が、まだ、摂食障害をちゃんと受け入れられていなかったことです。

そして、社会に対して怒っていたことに、気づきました。

どうして私が摂食障害にかからなければならなかったのか。なんで会社で理不尽な対応をされなければならなかったのか。

 

 

 

プラスの感情も、マイナスの感情も含めて、

この病気と、ツアーを通じて、改めて向き合うことができたと感じています。「摂食障害」にかかったことは、私は、マイナスだと思っていません。だって、摂食障害のおかげで、こうしてツアーをすることができ、参加者と出会い、素敵な時間を共有することが、できたから。

摂食障害にかからなかったら、「生きててよかった」という感情と出会うことは、なかったでしょう。

ツアーを作りませんか?と話をくれた、リディラバのむらちゃん。

自由奔放なみせすに懲りずに、最後まで一緒につくりあげてくれた、まなちゃん。

リディラバでつながって出会った、林さん。そしてTRAPROを通じて出会った、まほろちゃん。

林さんを通じて出会った、ゆた。一緒にツアーを最初から創ってくれた、りかさんの言葉を借りて、皆様に御礼を。

「これからも、様々な人と、力を合わせて知恵を絞って摂食障害の問題を社会に開き、解決の方法を考えます。」

それは、摂食障害になって、死なずに今、回復しつつある、自分の義務。

摂食障害で命を落とした仲間のために。摂食障害で苦しんでいる、SOSすら叫べない仲間のために。

摂食障害で苦しんでしまうかもしれない、未来の患者のために。

私でできること、

私だからこそ、伝えられること。

それを、見つめていきます。

★大募集★摂食障害ツアーやります!(更新2015/07/23)

仕事のストレス、 会社の人間関係が主な原因で 6月頃から調子を崩して、(今、7月←イマココ)
現在【心の複雑骨折】中みたいですね。

<詳しくはこちら> http://colloid1989.blog.fc2.com/blog-entry-676.html

○ストレスを感じるところ(会社内)では、【拒食】
○開放されたとたんに、【過食】
○過食嘔吐をしないように我慢してると、【身体症状ー吐気・胃痛・めまい】
○体重55.5kg!身長155cm!
○毎日抑うつ状態!ちゃんと寝付けないし(熟睡障害、入眠障害)朝はすっきり起きれない。
○主治医から休職をすすめられる!笑

そんな中でなんで生きているかも分らないんだけど、 生きることをドロップアウトすることを、簡単に神様は許してくれないみたい。
摂食障害と戦いながらも、 自分らしく生きる道を、模索しています。

そんなみせすが、ついにイベントやります!

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

イベント名:「食」を通じて、「みせす」たちと、摂食障害を見つめ直すツアー。

https://traveltheproblem.com/tours/121?ref=trapro

日時:8月2日(日) 10:00~17:30
場所:渋谷 おいカフェ(レンタルカフェ)
内容:摂食障害の当事者・非当事者が集まり、 社会問題の側面から、私達で、問題にどう向き合っていくかを考えていきます。
当日は料理を一緒に創りながら、「食べる」ことも実践!
共催:一般社団法人リディラバ・みせすたち

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

このイベントを実現することーそれは、みせすが摂食障害になって感じた様々な想いを形にするとき。
摂食障害を患って、5年。拒食も過食も、いっぱいやってきた。
自分がどうしなければならないか、自分が、食に対してどう対処するか、どういう心持でいればいいのか、なんて、経験則として、だんだんとわかってきている・・・。
でも、「感情」だけは、生きもので、 それは、時として周りの友達を、大切な人を、傷つけるときもある。
私も親友を怒らせた。八つ当たりしてしまった。「なんで分ってくれないの?」って。会社に対しても同じ。

摂食障害における症状は、人によって大きく異なる。ストレスの感じ方も、ストレスのトリガーも、言われてひっかかり、過食のトリガーになる言葉も。

だから、「全然傷つけていない」ように見えて、実は「傷つけられた」こともたくさん、存在する。
そして、傷つき体験に必要なことは、

○自分の心の傷を認めること
○傷が癒えるには、時間とプロセスが必要なこと
○ありのままの自分を振り返り、見つめること
○評価を下さないこと
○その全体を、安心が支えるということ

自己表現をして、受け入れてもらうことで、 自分自身への信頼感(自己肯定感)を取り戻し、 きちんと話し合い、コントロールすることで、 対人関係のコントロール感(自己効力感)を、取り戻していくことが、 必要なんだと、心の底から、強く思う。

摂食障害のセルフケアグループは多数あるし、摂食障害は専門家と二人三脚以上で治すことは、必要なこと。 でも、摂食障害になったのは、自分だけのせいじゃない。

私の場合は

○自信のなさ(自尊心の低さ)から、
○ダイエット だった。

 

先々週、朝日新聞社の方から、取材を受けました。 「ダイエット特集」で、「ダイエットのし過ぎ、弊害」というページでした。

▽▽
箸を使う時間すら、もったいないと思った。 食べたい、もっと食べたい……。衝動に震えた。
数年前のある夜のこと。大学生だった女性(25)は自身のベッドに炊飯器を置き、 3合の白米を手づかみで口に放り込んだ。 この猛烈な食欲こそ、「拒食」の恐るべき反動である。
好きな男性に振り向いてほしい──。 始まりは、ダイエットの始まりは、いたって普通の動機だった。
数キロ落とすと、彼がほめてくれた。もっとやせれば、振り向いてもらえるかも。
こうして、彼女はダイエットの魔力に取りつかれていく。

朝は紅茶1杯、昼は弁当をつまんで、 夜は豆乳だけ。ジムに通って、ひたすら走った。
みるみる痩せ、体脂肪率が20%をきったところで生理が止まる。
これは摂食障害の「拒食」の症状。体はSOSを発したが、 本人は体重を制御できる自分に酔いしれていた。
1年半で、57キロから34キロまで落ちた。

苦しいのは、ここからだった。ある日を境に、抑え込んできた食欲が暴発する。
体が脂肪と糖を求め、菓子パンを一気に15個食べた日もあった。

「あんなに頑張ってやせたのに」

無茶な食事の後はひどく落ち込み、指を口に突っ込んで吐くようになる。
このとき、摂食障害のステージは「拒食」から「過食」に移っていた。

「ダイエットが原因で、こんな病気と闘うなんて思ってもみなかった。もう同じ思いをしてほしくないんです、誰にも」

病気につながるほどの肥満を抱える人は、やせたほうがいい。
でも、ゴールのない「ヤセ競争」は、ときに悲劇を招く。

 

摂食障害研究所の山岡先生は言うー

>>>>>
摂食障害には、母親の過干渉、ネグレクトなどの母子関係の問題や、遺伝子がからんでいます。こういった条件のそろった人は軽いダイエットでも摂食障害になりやすい」―と。
>>>>>(AERA 15.7.20 P.27)

つまり、 「痩せ文化」「ダイエット」「アダルトチルドレン」「家庭崩壊」などの「社会問題」の一部として、この問題を認識することが、今、必要なんだと思う。

だからこそ、「摂食障害」の病態を理解し、当事者、理解者の相互コミュニケーションを図る場、そして社会全体で、摂食障害を支えていく認識を持つ場が必要だと思った。

そう、そんな場を、つくることが、このツアーの趣旨。
しかも、なんと、当日は、「つくって、食べる。」

摂食障害の治療のステップである、「食べる」。
「拒食」なら、まずは摂取カロリーをあげて食べていくことが第一だし、 「過食嘔吐」なら、吐かないことから、 「過食」なら「適度に食べる」ことを、目指していく。

この「食べる」という、治療ステップはとても難しい。
それでも、乗り越えていかなきゃいけないステップでもあるから。

・・・・・・・・・・ 感情は、出来事に対する反応だとしても、 苦しくて、つらくて、不安やイライラする、あるいは寂しさを感じるものだった場合、 そのような受動的な感情は自分でコントロールできないと感じ、 抱えきれないために、解消行動に向かう。

自分の気持ちをよく振り返ること、 それは、自分の状態や感情から距離を取り、 客観的に見るという、心で心を感じる「メンタライズ」するプロセスが必要となる。
その際に、【よい】【悪い】という価値判断を挟まず、 ありのままに見て受け入れるという、マインドフルな態度が必要となる。

つまり、 「過食」を我慢する、という意思ではなく、

・私たちに対して起きていること(出来事や瞬間の体験)
・私たちの中で起きていること(体験に対する反応・感情)

を観察していくという、「意志」のほうが、はるかに、重要で、 その向い方そのものが、 癒しのプロセスへと、つながるわけ。

心が、十分に感情を抱えられるようになり、 「自分のストレスは何か」がわかるようになれば、 「私が、どういう風に解決できるのか、」に取り組んでいけるようになる。

 

>>>>>>>>>>>>
絶え間にない、不安に駆られ、 未来の絶望の予感に、胸を痛め、
何にも、欲望もなく、
私は、単に、
「抜け殻」として、会社にいくことを求められているのだろうか。
誰もが、 悲しまない。
そんな、世界が、この世の中にあるのだろうか。
傷つくことがあったとしても、 それは支え合い、抱きしめていけばいい。
でも、 「悲しみ」ほど、堪え難い、気持ちはないだろう。
傷が目立つこともなく、 ただ、膿んでいる、この、心の傷が、
複雑骨折している、この、心が、
私の中で、
脈を立てて、
一人、うずく。
私は、一人、痛みと、闘う。 誰が悪いのでもない。 いや、悪いのは、私、だけだろう。そう想うのが、一番いいんだろう。 ・・・・・
もう、悲しむのは、
私だけでいいのです。
摂食障害を理由に会社で、組織で、うまく働けないことも、 伝えるべきことが、伝えられず、組織としての判断をされることも。 たとえ、他者から搾取されていると感じても、それは、私の、感じ方の問題であって、 ・・・・・・・・
****私は、なんのために、うまれたのでしょうか。
****悲しみを、味わうために、うまれたのでしょうか。
・・・そんな、愚問を、感じてしまう時がある。 特に、こんな風に、調子が悪い時。
いままで何度も、何度も会った。
そういうときは、ひたすら、自分を、信じた。
ぎゅっと、ふんばって、立ってみた。
それが、 この、私の、傷ついたこころのかさぶたにならないと分かってても。
一瞬の気の迷いで命を落とすことより、 一時的に少しでも、気を保てればと何度も想った。
そして、ひたすら、祈った。 これ以上、一人でも、多くの人が、悲しむことが、ないように、ひたすら、祈る。
もう、これ以上、悲しみのない空が、いつか、くるって。 そして、 私らしく、いられる場所が、きっとある、って。 そんな願いを、形にする、ツアー。

当事者も、当事者以外の人も、あなたと当日出会えることを、心の底から待っています。

取材レポート(更新2015/05/10)

摂食障害に対して、いろいろと、思うことがそれなりあったりした日々。
摂食障害を患って、もはや、何年経つんだろう、と、ふと気づいた。
0)大学2年のときに、ダイエットにはまりはじめて、
1)大学3年のときに拒食になって、生理がとまって、
2)大学4年のときに過食と過食嘔吐になって、
3)大学院1年のときに、精神科に通い始めて、
4)大学院2年のときに、一年つづけた精神薬をやめて
5)社会人1年のときに、過食嘔吐が再発して、
6)社会人2年のとき、・・・イマココ。
 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┣○ (1)職場・社会の理解は、まだまだ薄いってこと。 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
前回の記事でもあったように、
摂食障害だから(ってことはないだろうけど。ほかのみせすの要因はあっただろうけど)、
「こいつには任せられないんじゃないか・・・」という
雰囲気のニュアンスの指示が、いくつか、あったりもしました。
そして今回、ちょっとしたプライベートで
過ちを起こしてしまって、
それ故に、「残業・出張 禁止」
なぜかというと、
「精神不安のある」→「業務量を減らす」
というのが、
会社の措置。
つまり、

「精神的に問題を(摂食障害)を抱えている」 → 「業務量を減らす」

という指示がくだされた訳です。
でも、
摂食障害患者に対して、大切なのは、
少しでも、仕事とか、何かを通じて、自己実現をし、
自分の【自己肯定感】を、少しでも、高めていくこと
それに対して、みせすの反抗ww
そしたら、
「噛み付いたこと」=「摂食障害、精神不安定」と思われる。
そしたらそれ以上の、「残業・出張 禁止」
誰だって、イライラしたとき、
逆切れするでしょ?
という想いもありつつ、ただ、私は、感情を押し殺して、
生きていくだけ。

摂食障害の人たちで特徴的なのは、
結構能力が高くて、短期間だと、すごく頑張れる。
頑張れるし、優秀だって思われるんだけど、
結局その間ずっと緊張しているから、もう駄目ってなったときに、
過食が爆発的おこったり、
行ってたバイト先や、職場とかで、「いい子が入ったね」って言われるのに急にいなくなるみたいな。
そういうことを繰り返して、問題なのは、
「結局私は駄目なんだ」って刷り込みがなされると、
また別の仕事にのめりこめば何かできるんじゃないか、って・・・

Our Voices 「働く」 統合失調症×摂食障害(1)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/summary/2012-06/11.html

私は、
「許 さ れ た い 。」
仕事をしていない自分は、生きている価値がない。
仕事で、周りに迷惑をかけている自分は、生きている価値がない。
でも、
心と身体を押し殺してまで、
感情を押し殺してまで、無理して、与えられた仕事に対し、
一方的に機械的にやるのは、
私のストレスが溜まって、負のサイクルに陥る一方。
それなら、
私は、トータルして、
生きている価値がない。
自分がいや、
いなくなりたい。
そんな想いと闘っている今。


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┣○ (2)摂食障害に対して肯定的になってきたこと。 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
いままでは、食べ過ぎるのも、許せなかった。
食べて吐くことも。
どちらかというと、食べないこと、それは、体型が変わらないゆえに、許せていた。
摂食障害と戦ってます。
でも、
もう、戦うこと、5年。
本気で疲れたから、
戦うことを、やめることにしました。
だって、
拒食になっても、物事は、解決しない。
もはや脳に栄養がいかず、冷静な判断ができなくなる。
過食しても、物事は、解決しない。
もはや、逃げてるみたいなw
過食嘔吐は、言うまでもなく笑
だからこそ、私は、問題と、向き合おうと思う。
自分の弱さと向き合おう、と、ちょっとだけ、頑張ってみる。
でも、疲れちゃった時は、イライラした時は、食べてOKにする。
過食を許してあげる。受け入れる。
そんな自分にしてみる。
過食も、イライラも、
無力な自分も、自分の弱さも、情けなさも、
いろんな人も、許せない世界の矛盾も、
すべて、受け入れてみる。
いきなりは無理だけど、そんな心がけをする。
人間、完璧なんて無理。
だからこそ、だからこそ。
弱さと、生きていく。
どうしようもないとき、
じたんだ踏みたくなる時。
誰かの優しさに甘えてもいいですよね。
誰かの笑顔に救われ、
そして、助けてもらって、
誰かと、支えあって。
少しでも、笑顔でいたい。
笑顔で、あふれる、毎日を、
そして、未来を、つくっていきたい。 


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┣○ (3)おまけ ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
これはまだオフレコなのですが・・・
「摂食障害」という社会問題を、少しでも、多く人に伝えたいと思っていて、
リディラバの子たちと一緒に、あるプロジェクトを計画中です。
でも、セグメント、ターゲットをどこに絞るかで、
いろいろ悩んだりもしていて。
なので、「こういうこと知りたい!」
「摂食障害って全然知らなかったし、この記事だけ読んだけど興味もこれからもない」
とかって、生の意見があったら教えてほしいです。(→みせすまで連絡くださいmm)

 

更新日 2015年05月10日
訪問場所 【体験談10】社会生活13ヶ月目

 

取材レポート

Thumb_10487595_942880212404916_4403357596008787067_n

久々の更新です。

最近思った事が、2つ。


1つ目。
今日、健康診断がありました。
そこでの体重が、

まさかの、

56.5kg。


うわ・・・・・・・!!
と、と。動揺を、隠しきれませんでした。


摂食障害の人は、
例えば、55kgだったら、
「54.9kg」までなら、OKなんです。
でも、
「55.1kg」までになったら、アウト。

別に、そんなの、
どうにでも、なんとにでもなる。
おとといくらいまでの私は、他人の事のようになれば、
「え?なんでそんなのに悩むの?」

と言えるのに/////

まさかの、自分が、こうなるとは、思ってなかった。

毎朝早朝ランニングして、
ちゃんと食べ過ぎずにも、食べて。

3月:53kg
4月:55kg
6月:52kg

まで下がったはずなのに・・・。

8月:57kg

ですよ!?

ただ、ただ。
ショックを隠しきれなくて。

しかも、夏。
過食はしてないはずだし。
夏になると、毎年、私は、痩せるはずなのに。

うわーーーーって頭真っ白になって、
ぷらす、
血を採られたときの、血管迷走神経反射もあって、
泣いて、横たわっておりました。

様々な緊張で疲れた事も会って。



社会人生活も、もはや、何ヶ月目か・・って、
たった、4ヶ月しかたってないんですね。
ずっと、研修をしていたわけですが。


最近、配属発表が有りました。


営業職の職種で入った私ですが、
いろいろあって、

私は、現場では、配属されませんでした。

だからといってクビではないんですけどね(ほんと会社に感謝。)

配属としては、
とっても、とっても幸せなはずです。

働ける場があるし、
素敵なところだし。
興味あるところだし。

でも。
なんというか。

同期と同じスタートラインにたてない事が、
悔しくて、情けなくて、仕方なくて。

うらやましくも、思うのです。

部長から言われたのは、

「体調不良だから、まずは、本社勤務で、しっかり治して。」


もし、この病気がなかったら。

私は、現場に、でれたのでしょうか。

同期と一緒の、スタートラインにたてたのでしょうか。




なんのために、押し殺して、いままでやってきたんだろう、とかまで。


あたまでは、わかっているのに。


いろいろと、今、パニックなうです。



***************

「摂食障害」を抱えた、私は、

体調的に、マイナスなのですか?

普通の人と同じように、業務ができないのですか?

過食嘔吐して生きていくのを、

病人、きちがいだと、思うのですか?


「摂食障害」を、患ったのは、

自分が、100%悪いのですか?

どうやったら、どうやったら、治るのですか?



普段は決して言葉にしないけれど、

体重計を乗るたびに、パニックになり、

怖くなる。

そんな、状態の、今。



 

取材日 2014年08月01日
訪問場所 【体験談9】社会生活5ヶ月目

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2014-04-09_23.49.00

みせす。
身長155cm 体重約55kg。

どんどんと病状は変わっていくので、近況方向でも。



前回更新したのが、12月。
>身長155cm ・体重55~56kg。

この5ヶ月変わらなかった?
いや、実は、3kg痩せて、3,4kg太った。

■2014年1月
4日完全断食を行い、52kgまで落ちた。
1月初めから食べ始め、2月終わりまで、
ご飯などの主食は、一切なし、
{野菜・おから・魚だけ}という生活が続いた。

お味噌汁に、
油揚げが入っていることで、
母親に激怒していた、ときもあった。

ご飯を食べるタイミングもよくわからなくなったりもした。

■2月
修士論文提出および発表。
そして、過食嘔吐した。
ショックだった。治ったと思っていたから。

一日一食生活にもなっていた。


■3月上旬
卒業旅行を予て一人旅をして、
九州や四国、中国地方の大自然に癒され、
やっと、ちゃんと、食べ始めた。

■3月15日。
一人旅をしていて、初めて。
一人で、定食屋に入り、まぐろ丼を平らげた。


■3月下旬
3月の別れの節目になり、友達とのランチが続く事さえ、辛かった。

■3月28日
「社会人、辛いと思うよ。
それでも、医者としてこんなこというのはおかしいけれども、
元気に、がんばりなさい。」

大きな影響を与えてくれた、
私を生かし続けてくれた、主治医との、大きな別れ。
新しい環境に対する、ストレス。

■3月30日
このTRAPRをつくった団体である、リディラバの、「追いコン」のときでさえ、
深夜まで、普段禁じている、スナック菓子をダラダラ、食べ続けていた。

***********************
そして、迎えた、4月。



■4月1日
入社式。
みせすは、社会に、飛び出した。

研修所にこもっての、合宿生活。
3食出される食事。
頑張って、食べる。


どうしても、新人研修というわけあって、
「成長しろ」
「意識しろ」
「もっと、もっと、頑張れ」
その言葉に、心折れそうになる。

正直、
食べる事だけで
精一杯なのに。

もっと、成長しろ、とか、

一言、酷でしか、ない。

自分自身が辛い。

でも、

社会が求めているものは違う。

「3食食べること」なんて、当たり前に過ぎない。



私は、
現状維持だけで精一杯で、
規則正しい生活を送る事がいままでの目標だった訳で、

職場の上司である人事の方々には、
病気については話してあっても、
「大丈夫?」
「体調はどう?」
と言われても、笑って、「大丈夫です。」と、通り過ぎるしかない。

余計な心配をかけてもらうわけにもいかないし、
相手に同情されてもこの病気は治る訳ではない。

私は、
この病気を持っている事を受け止めて、
乗り越えていかなければならない。


*************

寂しくて、

苦しくて、
 
たまらなくて。

誰かにどうこうしてほしいわけじゃなくて、
でも、
ただ単に辛くて。

思うように動かない身体に対する、もどかしさ。
食べる事を奪ったら、
私は、何を楽しみに、生きていけばいいんだろう。

それくらい、食べる事ー過食嘔吐は、快感だったから。

痩せる事も、快感だったから。


社会人に鳴るのは、まだ早かったんだろうか。
成長とか、集団行動とか、
そういうストレスとうまくやっていけるんだろうか。

研修10日目が過ぎて、今日はじめて、
朝起きれなかった。

ラジオ体操3分前に、慌てて飛び起きた。

身体も、心も、悲鳴を上げていた。

限界だった。




今にも倒れそうで、

でも、

生きていて、

なんだかんだ、頑張ってしまう。


そんな自分を受け入れて、

そして、

認めて。


主治医と、親友と、友達と、家族と。
そして、同期と。

たくさんの、かけがえのない人に支えられて、
いままですごしてきた日々は、息づいていく。
それは、きっと365日、
月が雲の向こう側でいつも輝いているように、
確かな事なんだと思う。

これからも、生きていく。

たくさんの人に支えられて、
みんなの真ん中で、笑っていられますように。
優しさでつぶれる事のないよう、

今いることに、幸せを感じ続けられますように。



***********************

TRAPROに書くことは、
みせすを救ってくれた事。

問題意識をもつ、当事者の声。

発信したい。

でも、目の前の人にいったら、どん引きされるかも・・・

発信=放つ=話すことであり、
みせすは、今も、
こうして発信する事で、救われています。


摂食障害で、苦しまない子が、これ以上増えませんように・・・という祈りとともに。

 

取材日 2014年04月06日
訪問場所 【体験談8】社会生活復帰と、病。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-11-13_10.49.45

更新日:2013.7.12

久々に投稿したい衝動に駆られた。
それは、私の課題でもあり、みんなの課題も踏まえて。

みせす。
身長155cm ・体重55~56kg。

摂食障害を患って、3年半。
抗鬱剤をやめて、約8ヶ月。
それでも、精神科の受診はまだ続いている。

このtraproのおかげもあり、たくさんの摂食障害・精神疾患で苦しむ子との出会いがあった。
私自身も、就活が終わってから海外バックパックしたり、
食に関わる活動に取り組んだり、今修士論文に取り組んでいたり、数えきれないほどのいろんなことがあった。
摂食障害をカミングアウトできることも、いっぱいいっぱい多くなった。

体重は、前回の62kgから、落ちた。
それは、まったく順調に落ちていった訳ではない。

9月にアイスランドにいって、外国人と共同自炊生活を送ったときは、
食べれないもの、食べるもの、いっぱい食べる欧米人を目の前に、過食衝動にも襲われた。
1ヶ月で2~3kg太った。
10月にインドにいくと、今度は気分があがって、拒食衝動に駆られ、2,3kg減って帰ってきた。

そして今、最近は胃の不調に襲われている。
食べられなかったり、食べるときは満腹感を感じられなかったり。
食べられないと、気分がへこむ。鬱になる。
食べれるときは、なりふり構わず食べる。食べ過ぎる。胃がおかしい。

嫌な人・雰囲気では急に食べられなくなる。
見た目はいたって健康的かもしれない。
でも、みんなの前ではヘルシーなものしか食べれない。
でも人前を外れると、隠れ食いをしたり、お菓子も食べたりする。
普段お菓子を全く食べれないのに、スイッチが入ると、いきなりお菓子を食べだす。
昨日もお味噌汁や鍋を食べ過ぎた後に、ヨーグルトを200g食べた。
お腹いっぱいすぎて朝ご飯も食べれないほどだった。

みんなの前では普通に振る舞えるけれど、時々、わけもわからない衝動に襲われる。

人のちょっとした言動に、いきなり発狂するときもある。
すぐイライラして、すぐけろって笑ってしまうときもある。


治ったと思ったら、たまに過食嘔吐。

【完治】って、いつなの?
いつか、本当に食べ物を気にしなくなる日が来るの?
たしかに症状はよくなった。毎日過食嘔吐もしていない。
今までは吐く事を目的に、菓子パンなど10個以上食べ続けて吐いたけれど、
今の過食嘔吐は、単にやけ食いして、食べ過ぎたときに、胃がびっくりして吐くときような感じ。

それでも、やけ食いする時点で、
「こころのモヤモヤ」は、ここに、存在する。

"心の寂しさ"を、食べ物で紛らわす。

私は、まだ、「摂食障害」と闘っているのだ。
どうやってつきあっていけばいいんだろう。
一進一退の連続。
体重は普通に戻りつつあるのかもしれない。

それでも、毎日体重計に乗る。
そして、体重が減っていると、喜ぶ。

「自分の痩せ願望」から抜けきれない。

"完治"とは言い切れないこの病気との付き合い方に、悩む。

________________________________

おなじ摂食障害の友達の言葉が、心に突き刺さる。

>お互い支え合って前に進もう。もっと幸せなこと待ってると思うの。

温かくて、ともしびのような、言葉。
そのちっぽけに見える言葉が、今のみせすを支えている。

「幸せになりたい。」
「普通の生活を送りたい。」

それが、どれだけ大変な事か。
それが、どれだけ幸せなことかを、私達、摂食障害の当事者は知っている。

「きっと、大丈夫。」
何度も何度も、数えきれないくらい言い聞かせる。
食べ過ぎたあとのとき。
朝なかなか起きられないとき。
友達とケンカしたとき。
死にたくなったとき。
その言葉に、ひたすら、しがみつく。
しがみついて、今も生きている。

もう一度だけ、自分に言い聞かせる。
「きっと大丈夫」
「いつか・・・いつか、きっと、摂食障害自体気にしなくなる日がくる」と。
そうして、信じる事しか、今はできないから。
信じる事で、今を生きているから。

取材日 2013年12月16日
訪問場所 【体験談7】見えない"完治"

取材レポート

Thumb_1014364_701091619917111_634973905_n

更新日:2013.7.12
まさかこんなにPV数が伸びるとは思ってもいなかったので、せっかくなので感想でも。

摂食障害になって、約3年がすぎた。
大学病院(今は主治医の移動にともなって病院変えたけど。)にかかって、
はや1年半がたとうとしている。

病院通って、抗うつ剤を飲んだのに関わらず、
半年間で20kgの拒食、過食。
今年になって少しずついい事が重なったおかげで、今は精神薬はやめて今は漢方薬で症状を押えている。

私の主治医は、「女の子なら、致し方なく、持つ問題だよね。体重を気にするのは当然の事」と
今日も話してくれた。

「私、摂食障害なんだよね。」
こんな話をすると、
「実は・・・・」
と切り出してくれる、周りの女の子たちが、たくさんいる。
別に、私と仲いい子、同じ性格の子だけとは限らない。
リディラバの勉強会だったり、たまたまパーティーや飲み会であった子だったり。
「中学生のときに、食べられなくて、吐いた。」
「高校で、バスケ部にはいって、めっちゃハードで、合宿で食べさせられて、先輩が吐いているのをみて、私も吐いた。」
「今、忙しくビジネスにとりくんでいるけど・・・・ダイエットブームにひそんで、食べない。」
「夏バテを利用して、食べてない・・・けど、実は拒食なのかな。」

ーー食べられない自分が、嫌だ。
ーー食べなきゃ、と思う。
ーーなのに、コントロールできない。


こんな、こんな、もどかしさ。



自分で自分を、認められない。
信じる事ができない。

「体重」「体型のコントロール」
それが、ただ唯一の、私が、私だけで努力してできる、自分をコントロールする方法。
そして、他人に認められる方法。

・・・・・

「太ってても、別にいいじゃん。」

みせす。現在60kg。
3食を食べているけれども、
体重を減る事を、まだ願っている時点で、摂食障害なのだろうか。


一人でも多くの人が、摂食障害から回復されることを、心から願って。

取材日 2013年07月12日
訪問場所 【体験談6】摂食障害=社会問題、という定義

Entry-11568240276

http://ameblo.jp/muchoss/entry-11568240276.html

 

摂食障害について語る私を、客観視してくれました。
「摂食障害=社会問題だよ」という彼女のメッセージが、私のメッセージであります。
※ブログの内容に一切みせすは関与しておりません。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.28.01

もともと食べるのが好きな子だった。
中学校では陸上部。そのときはガリガリ。
高校に入ってからどんどん太っていった。
でも、特に気にしていなかった。

きっかけは大学2年のとき。
足の手術を受けたときに、
主治医からの「体重管理はこれからしっかりとね、」という言葉のプレッシャーと、
同じ患者仲間からの「そんなにぽっちゃりしているからなおりが遅いのよ!」と言われた事。

悔しくてたまらなくて、
写真写りの顔も良くなくて、ダイエットを始めた。

コ○ミのジムに通い始めた。
毎日エアロバイク20分。消費カロリーはたったサラダ一皿分?これに関して、食べる事が怖くなっていった。


なかなか減らなかった体重も3,4ヶ月で5kg減った。

大学の同級生の友達

―クラスメイトで、気になっていた、好きな男の子だった。

私の部屋によんで、レポートをやってご飯食べて。一息ついたときのこと。

「ダイエットしたの分かる!?」
「分かるけど、まだまだぽっちゃりだよね。」

「もっとやせてたほうがかわいいよ。」

その言葉がもっと私を過激にさせた。


とにかく、痩せなきゃ。
食べればいつでも太れるんだから。
結局は「消費カロリーと摂取カロリーのバランス。」

毎日2km泳いだり、
10kmジョギングしたりする日々。

取材日 2009年10月30日
訪問場所 【体験談0】ダイエットのきっかけ。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-31_15.09.52

身長155cm。
体重34kg。 
(※標準体重は、52kg。)

フィリピンやマレーシア、台湾を周遊していたときの自分の身体。
体脂肪は5%をきり、生理はとまって1年経過していた。

孤児院でボランティアしてが、
孤児に心配されるほどであった自分の身体。

太るのが怖い。
ダイエット前に戻るのが怖い。
そう考えると、食べれるものもない。

ごはんは太る。
肉は太る。
お菓子、アイスは(好きだけど)食べれない。

食べれるものは、
*生野菜(ドレッシングはカロリー高いから塩で。)
*刺身
*きのこ、こんにゃく、海藻(ノンカロリーだから)
*ゼロカロリーのゼリー

そのくらいだけ。

朝はしょうが紅茶(ノンカロリー)
昼は野菜だけのお弁当。キャベツの千切り
夜は10km走った後豆乳1本
 

取材日 2011年03月20日
訪問場所 【体験談1】著者の拒食時代。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_15.43.56

身長155cm
体重66kg。
一年で30kgの増加。

拒食時代のピークが2011年5月。
選挙活動経験でのある出来事がきっかけで、
過食に転身。

『食べたい!!!!!!』

そう、欲するからだ。

でも、
「食べたら太る」という罪悪感。
家にためてあったお菓子をたらふく食べた。

でも、いつも食べてないから、胃が気持ち悪い。
寝られない。そして、太るという罪悪感。
指を入れたら、簡単にはけた。
そこから、始まった。

大学4年からの研究室生活になじめず、助長され、過食嘔吐の日々が続いて自分を傷つける日々だった。

最初は週に1回が、週に2,3回。それが毎日に。
吐けばはくほど目の下に内出血ができた。


とうとう、吐くのをやめた。
でも、膨らんだ胃と、満腹中枢はすでに、狂っていた。


一回の食事につき、6~7人前は当たり前。
*アイス
*ご飯3合
*菓子パン3~10個
*唐揚げ、揚げ物
*プリン

とにかく食べては食べて、
そして、罪悪感から一人暮らしの家で吐く日々だった。


病院には、行けない。

取材日 2012年02月28日
訪問場所 【体験談2】著者の過食時代。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_15.48.45



「自分は死んだ方がましだ。」
「食べ物を粗末にして。」
「周りの人に八つ当たりして」

鏡に映る、みにくい自分太った顔。
過眠過食。

抑うつ。
泣いて、あたりわめいて。

一人暮らしに限界がきた。

一刻も早く、死にたい。
消えてなくなりたい、とまじめに思っていた。


否応がなく、大学卒業と同時に
実家につれてこられた。


大学院の健康診断でひっかかったのを気に、治療を開始。

体重が落ち着いたかと思ったら、
今まだ拒食時代の食生活に戻りつつある。

抜け出せない負のループ。


でも、やっと今、
「生きなきゃ」と思える自分がいる。

投薬治療をはじめて、はや4ヶ月。
体重も16kgへって元に戻りつつある。
認知行動療法という治療もこれから始めるところだ。


拒食⇒過食⇒ダイエットのために拒食と、ぶり返してしまう人が多い。再発率は半分以上。何十年もつきあう人もたくさんいる。
これは、知らない世界だが、
「ダイエット」から始まる立派な社会問題ではないだろうか。

取材日 2012年08月30日
訪問場所 【体験談3】そして、治療へ。 + 第2の拒食

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_12.39.53

精神科にいきはじめて、半年。
抗うつ剤、
精神安定剤の服用。

毎週の主治医の診察

2週間に一度の、
*臨床心理士の先生とのカウンセリング
*摂食障害専門医とのカウンセリング

受診後、糖質ダイエットを行い始めた。
ごはんを食べないで、肉や野菜をたくさん食べるというもの。
なかなか、減らなかった。
いつの間にか、野菜のみ。
毎日10km歩く、土日は10kmジョギング。
拒食のときの生活に戻っていた。
半年で17kgやせた。

それが、【体験記3】。

そして、そのあと、過食の波が来た。
体重、60kgへ、リバウンド。
ごはんを食べ始めたら、止まらない。
朝食べたくて食べたくて、
そのせいで学校にも遅刻する。
研究室にあるお菓子を食べ始めると、止まらない。
合宿免許ではごはんに全然手を付けないときと、残ったご飯を部屋にもって帰ったことも。

一週間に、1kgペースで増えていく体重。
半年かけて17kg減らした体重が、
同じ半年の間に、
あっという間に、体脂肪33%、60kgを超えた。

そして。
12月の忘年会。
修士の研究室での、忘年会。
その前に指導教員やらに実験データで怒られて、とにかくイライラしていた。
忘年会で、私は、食べて、食べて、食べて、
そして、吐いた。

正月に、巫女さんのバイトをしたときも、休憩時間に一目を気にしては、とにかくお菓子を食べまくった。

取材日 2012年12月07日
訪問場所 【体験談4】第2の、過食。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_13.11.00

結局、食生活はほとんど荒れたものだった。
野菜だけ、のときもあれば、
お菓子を食べまくって止まらないときもあった。

それが、認知行動療法を経て。

少しずつ、ごはんが食べれるようになっていった。

摂食障害のときにしてしまった、
非社会的行為を、カミングアウトすることで、
自分のことと、初めて向き合えることができた。

同じ摂食障害の子と話したり、
伝え合ったり、大学時代の友達と語り合うことで、少しずつ、自分を受け入れられるようになってきた。

リディラバでの講演やら、ボランティア活動から、自分に自信が持てるようになってきた。



就職活動もあり、時間に制約ができたことからも、時間の大切さを実感するようになり、
3食きちんと食べるようになったのかもしれない。
これが、最近。やっと3月になって、友達とのごはんの時間を楽しめるようになった。

三食を食べれるようになってきた。

まだ、スイーツ♡女子、なんて言葉はムリ。
まったりと、お茶、いや漢方を溶かしたお湯を飲むのが、まったり幸せな時間。

きっと、体重減るよね。
そう思いながらも、61kg台はずっと続いてる。

まだまだ、「摂食障害」。
それでも、摂食障害とともに、生きていきたいと思う。

取材日 2013年05月07日
訪問場所 【体験談5】摂食障害を経てー認知行動療法を通して

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.47.47

やせればやせるほど、みんなにちやほやされる。
写真写りがいい(と思う。)
ダイエットって楽しい!やめられない!

体重が適正体重になってからも、
生理がとまってからも、ダイエットがやめられなかった。

取材日 2010年11月30日
訪問場所 【体験談エトセトラ】ダイエットがやめられない!

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.46.55

全身ガリガリなのに、もっともっとやせたがる。

もはやスーツが変わる。
11号から7号へ。

なおるためには食べなきゃ。
そう分かってても、食べ始めれない。

取材日 2011年06月20日
訪問場所 【体験談エトセトラ】

スクリーンショット_2012-08-30_16.25.33.png

ファイルをダウンロード

【開封注意】
著者が拒食だった頃。
全裸の写真です。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.05.15

ダイエット前から、ダイエット、拒食、そして過食へ。筆者=みせす=本人の図ですw

取材日 2013年05月07日
訪問場所 【摂食障害まとめ】体型推移

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_15.20.23




スーパーで大きい袋に2袋分くらい買い込みます。 ほとんどが大量の菓子パンやファミリーパックのアイス、お菓子、お弁当などです。 何かに追い立てられるように、焦って支払いを済ませます。 すぐ近くの家に帰り着く間も、もう食べるのを我慢できません。 店を出たとたんに大きい袋を抱えながら、菓子パンの袋を開けます。 道行く人の人目を気にする余裕も無く、せかせかと何かにおわれるように歩きながら、菓子パンにかぶりつきます。 家に着くと、焦った気持ちを抑えながらスーパーの袋から買ったものすべてを床にばら撒き、ひとつずつ、もうひたすら獣のように胃に詰め込んでいきます。 まさに一心不乱に食べます。 昼間でもカーテンは閉められていて、室内は荒れ放題。 いたるところに食べ物のカスや破り捨てられたパッケージが散乱しています。 そんななか、ものすごい顔をして、一人黙々と食べまくります。 髪の毛はぼさぼさで、手も、口元も、食べ物で汚れていきます。 自分が今、どんな顔をしていて、どんな状況で、どれだけ食べているのかなんて、頭に浮かびません。 ひたすら食べて、食べて、食べまくります。 おいしいとか、あぁ幸せだな…なんて、そんなことは感じません。 頭の中はまっしろ。 すべて食べ終わってもまだ足りなければ、すぐさま再び買いに行きます。 食べ進めていくうちに、途中から苦しくなっていっていることに気づきます。 でも、自分が買ったものは絶対にすべて食べなくてはいけません。 それはもう、義務のようにすら感じます。 苦しくて苦しくてたまらなくなってきても食べてしまいます。 なぜか手が小刻みに震えます。 気が付くと汗をかいています。 涙を流しながら食べていることもあります。 苦しさと共に、正気が戻ってきました。 「あ。またやってしまった…。」 目の前に広がる食べかす。 何をどれだけ食べたのか、正確にはわからないけれど、自分が食べた量がどれだけ多いかは分かります。 「まただ!また食べてしまったんだ!」 「太る…!こんなに食べてしまった、また太ってしまう!!!」 過食をした後のむなしさと惨めさ、情けなさはもう言葉にできません。 自分の行為に自己嫌悪し、胸は張り裂けそうに苦しくなります。 「このままじゃ太ってしまう!どうにかしなきゃ!」 すごくすごく焦ります。 「下剤!下剤を飲まなきゃ!」 下剤を何錠なのか数える余裕も無く床に取り出して、もうこれ以上入らないと思ったお腹に水で流し込みます。 下剤を飲んだところで、それはほんのささいな気休めにしかなりません。 狭く暗い部屋で一人ぼっちの自分。 目の前に広がる食べかすとゴミ。 汚れた手。 張り裂けそうに苦しいお腹。 カーテンの隙間からはわずかに外の光が入り込んできています。 窓の外からは車の音、通りを歩く人の笑い声、様々な音が聞こえてきます。 あまりにお腹が苦しくて、座っていられません。 ベッドに横になり、その苦しさにひたすら耐えます。 底知れぬ孤独感に襲われ、鳥肌が立ちます。 涙が出てきます。 静かに、でも確かに、とめどなく涙が流れます。 死にたい。もう死んでしまいたい。 頭は朦朧とし、底なし沼に落ちていくような感覚。 お腹の苦しさにもだえながら、いつの間にか眠りにつきます。

取材日 2013年05月07日
訪問場所 【摂食障害まとめ】過食嘔吐の心理。

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.04.30

外から見て分かりやすいものほど、対処しやすい。
それだけに摂食障害というものは辛いものが大きいと言われている。
なぜなら、人間が基本的に行う「食べる」という行為ができないのだから。

ご飯が食べられなくなってしまったり、逆に大量に食べて吐いてしまったり…。
摂食障害の症状は、傍から見れば「食べ物を粗末にしている」「好き嫌いが多い」と思われる。
「甘えている」「贅沢病だ」と一蹴する人もいるだろう。
しかし、普通に3食を食べられない状態というのは、摂食障害になったことがない方には到底理解できないほど辛い状態、心も身体も栄養不足でフラフラなのだ。


取材日 2013年05月07日
訪問場所 【摂食障害まとめ】食という辛さ

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.04.54

彼女は、色々なものを犠牲にして、がんばっています。一切弱音を吐くこともなく。 そして、そんな歯を食いしばるような努力の結果、世間的な評価も得ました。 でも、どこかに不全感があるのでしょう。不安が胸に渦巻いているかもしれません。いくら他人から評価されても、自信がもてていないかもしれません。それで、完璧を求めてしまうのかも。 いわば、身を削って作品を生み出しているのです。 他人からの評価は、自分ではコントロールできません。唯一コントロールできるのは自分の体です。 彼女は、不安や恐怖や空虚感を、食べることで埋めようとします。削った身を補うように。 赤ん坊の頃に、母親の乳を求めたように。 ですが、本当に足りないのは食べ物ではありません。 過食は一時の満足を与えますが、瞬時に彼女を裏切ります。さらなる空虚となって自分自身に還ってきます。

取材日 2013年05月07日
訪問場所 【摂食障害まとめ】嘔吐の気持ち

取材レポート

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_12.36.56

みせすの体重の推移

拒食→過食

の波を2回経験。

みせすの印象=「会うたびに、顔の大きさが違う人!」 

2012年5月現在、1月から60kg程度の肥満体重を安定観測中。

取材日 2013年05月07日
訪問場所 【体験談まとめ】体重推移。

摂食障害とは

摂食障害とは、食べ物を受け付けなくなって体重が減っていく、いわゆる拒食症(神経性食欲不振症)。いくら食べても満足感が得られず暴飲暴食をする過食症(神経性大食症)の2種類があります。摂食障害は若い女性に多く見られるのが特徴の病気で過度なダイエットやストレスが主な原因と言われています。現代では痩せていることが女性の理想像のような歪んだ美意識が浸透していている。若い女性が極端にスリムな体型に憧れて無謀なダイエットを続け摂食障害に陥ることが多くなっています。
拒食症(神経性食思不振症)は、食べることを極端に少なくして体重が増えることを極端に恐れるようになり低体重を維持しようします。そのために食べ物を口に入れることを拒んだする行動が目立つ病気です。過食症(神経性大食症)は、一度に大量に食べて食欲を満たします。しかしそのことを非常に後悔し、気持ちが「鬱状態」になり、食べたものを吐いたり、下剤を飲んで外に排出する行動が目立つ病気です。


[こころの病気]

機能的な嚥下障害などと区別するために中枢性食異常症と呼ばれることもあります。食に関する難治性の病気で、一般的に知られている呼び方として、『拒食症(神経性無食欲症)』『過食症(神経性大食症)』があります。

ダイエットやストレス、失恋などのきっかけで拒食症になり、どんどん痩せていっても食事を摂ることができなくなり、益々痩せが進んでしまうケースと、拒食状態にあったものが、突然大量の食事を摂るようになり、過食症に移るケースなどがあります。

過食になったケースでは、食べたものを自ら口の中に指を突っ込んで吐いてしまったり、下剤などの薬を乱用する場合があります。やがて、食べ物を口にすると自然に嘔吐してしまうようになり、食べたくても食べられなくなってしまいます。男性よりも女性に多く、その割合も95%と圧倒的な数です。

思春期や青年期の女性に多く、世界的にも摂食障害は社会問題になっています。
経過も慢性的に進み、対人関係の悩みや社会の中でのストレスに敏感に反応し、簡単に再発もしてしまいます。思春期や青年期の女性の病気の中で、最も重症な病気の1つになります。

http://www.ortho-clinic.jp/eating.html


モデルとやせ文化。

Thumb_1

29日付のスイス紙20ミニュト(電子版)は、がりがりに痩せた衝撃的なヌード写真が物議を醸した
フランス人の元モデル、イザベル・カロさんが11月17日に28歳で亡くなっていたと報じた。
急性呼吸疾患で入院していたが、死因は不明としている。

カロさんは13歳で拒食症を発症。2007年にイタリアでの拒食症啓発キャンペーンポスターに極端に
痩せたヌード姿をさらし、細身の体形が常識とされていたファッションモデル界に一石を投じた。
AFP通信によると、当時カロさんは身長1メートル65センチ、体重はわずか32キロ。
拒食症で死に至る危険性を訴える狙いだったが、あまりにもショッキングな写真のため、
イタリアやフランスではポスターの掲載が禁止された。 

[Photo:http://www.news30over.com/archives/2108297.html]

【資料】主要死因別死亡率(人口10万人対)

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-31_13.00.59

厚生労働省
人口動態統計より引用
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2080.html

自殺率が高い現状が分かる。
自殺率は交通事故で死ぬ人よりも多いのだ。
年間3万人といわれ、その数は年々増加している。


【専門知識】拒食と心理的背景


第1ステージ
自分から過剰なダイエットをしている人は、実は半分以下です。
拒食症では、困難な状況になると、わけもなくやせたい気持ちにさせられます。
本人は意識していません、ついやせる行動をしています。
小さいサイズの洋服が着たいと思って始めたダイエットでも、途中からそれ以
上にやせても、もっとやせたくなります。
あなたが悪いのではありません。つまり、病気なのです。
                                    
第2ステージ
やせはじめには飢餓によるハイ状態で作業能率が上がる、身軽になりスポー
ツの記録が伸びる、スリムになって注目される、着たい細身のドレスを着るこ
とができる、周囲が関心をもって心配してくれる、など良いことが多くなります。

                               
   
さらにやせるともっと良いことがあるような気分になります。
カロリー計算や運動に没頭することで達成感や充実感があります。
他のつらい挫折体験や現実の解決困難な問題から気持ちをそらすことがで
きます。
やせると感受性が鈍磨して、おっくうで大変なことをあまり苦痛に思わずこな
せるようになります。
自分の問題が他人事のように感じられます。
周囲からの期待やプレッシャーを止めることができます。
年齢相応の義務や役割を果たさなくてもよいような気分になります。
やせているにもかかわらず頑張っていると褒められます。
失敗しても言い訳になります。
                        

第3ステージ
拒食症の完成 飢餓による異常行動と精神的な症状に苦しみ始めます。


ストレスがなぜやせに結びつくのか
やせにはこのようなメリットがあり、頑張って疲れたあなたは、ほっと休める
ような気がします。自分の努力が報われないような、期待が裏切られるような
挫折体験、どうしても受け入れられない現実、解決不可能と思われるトラブル、
無理の積み重ねで燃え尽きたような体験、などに対して、自力でどうしても対処
できないときに拒食症は発症しています。
あなたは頑張り屋なので、大変だと意識していないかもしれませんが、周囲の
誰より頑張ってきたはずです。無理を重ねたときに発病する病気です。

ストレスの数や大きさが大きいときもあれば、自分の考え方や解決方法が不器
用なこともあります。ストレスが自分の対処能力を超えたときに発病しています。
喘息発作や胃潰瘍やうつ病が発病してもいいのに、あなたは拒食症になりやす
かっただけ、そして、やせにはいろいろなメリットがあるからやせが持続してしま
うのです。

まず、周囲が「何かおかしい」とあなたの窮状に気付いてくれたことだけは確か
です。ただし、やせ願望が消えれば体重を増やせると考え、やせたい気持ちを
消そうと躍起になっている患者さんやご家族がいます。でも、やせ願望は拒食症
の本質で、治る最後まで存在することを受け入れなければなりません。
異常なやせへの執着・図へ⇒
                             
 
今のあなたの気持ち

なぜかわからないけれど、やせていると安心という気分になっています。

やせに伴う心身の不調は感じているが、その安心感は何にも勝るでしょう。
どんなに体が悪くなっても、今は怖くて体重を増やせない、医者や家族は自分
の寂しさや苦しさを理解しないで、体重だけ回復させて、また一人で頑張らせよ
うとしていると思っていることでしょう。
道を歩けば、奇異の目で見られるかもしれません。四面楚歌ですね。
食べることは罪悪と思っているでしょう。
「何も困っていない」と言い張る方もいるでしょう。

でも、実際に走ると、100m走のタイムが落ちたり、信号が点滅時に走れな
かったりしませんか?
教科書や読書に集中できない、単語を覚えられない、成績を維持するための
勉強に以前より時間がかかり夜更かしせざるを得ない、テレビを落ち着いて
楽しめないなどありませんか?


2128797514136397201

http://matome.naver.jp/odai/2128797514136397201

 

ガリガリの芸能人の写真の数々。

なお、芸能人で拒食の人は以下の通り。
宮地真緒、高橋真麻、蒼井優、カーペンターズ カレン、大河内奈々子、キーラ・ナイトレイ、ニコール・リッチー、中島美嘉、鈴木えみ、吉澤ひとみ、榎本加奈子、ギャル曽根、 岡野朱里子、木村郁美、鷲尾いさ子、池波志乃、アンジェリーナジョリー、遠藤裕美などなど

過食症のイメージ。(嘔吐と非嘔吐がある)

Thumb_101dc9f5135


過食症の症状  このような症状が確認されれば、拒食症の可能性を疑ってください。
   
   ・食事の後にトイレに行く(嘔吐するため)
   ・短期間に体重が増減する。
   ・体重を計測する回数が増え、チェックすることに神経質になる。
   ・夜、遅くまで起きている。
   ・単独行動をしたり、部屋にこもりがちとなる。
   ・コンビニ等での買い物が頻繁になる。

[Photo:http://member.webdoctor.ne.jp/cgi-bin/WebObjects/101adef4170.woa/wa/read/10242f2bbe0+1++/index.html]

摂食障害の歴史。

◆摂食障害の歴史に迫る
年代としては、歴史をさかのぼること17世紀頃から、“無食欲”=いわゆる拒食についての記述がある。19世紀の終わりには、イギリスやフランス、ドイツで詳細な臨床報告がなされたのだとか。

当時は、神経性無食欲症やヒステリー性無食欲症など、“無食欲”(拒食)の症例がほとんどだった。

歴史上、摂食障害の症例が急激に増加したのは、第2次大戦後のこと。1970年代に入ると、食欲亢進、いわゆる“過食”の症例も増えてきた。

我が日本の歴史に焦点を当ててみると、1963年に「神経性食欲不振症についての総説」が出されている。
1962年には過食症についても一例報告はされているよう。
ただ、様々な文献から推察するに、無食欲症に比べると奇異な症状として捉えられていたことがうかがえる。
摂食障害は文化との関連が強い病気

摂食障害に関する研究の歴史をひも解いていくと、その症状の背景には「体型を維持すること」に対する強い執着が見えてくる。
これは、文化的な背景と非常に強いつながりを持っていることを示唆するもの。
こういった“摂食障害と文化”の問題に注目したのが、アメリカのマレーヌ・ボスキンド=ホワイト氏。
彼は、1974年に行った研究の結果に基づき、「ブリマレキシア」という概念を生み出した。

また、これまで“中年男性の病気”と捉えられてきたアルコール依存症が、今や若い女性の間でも問題になっていることと同様に、摂食障害もまた、文化的影響により誰もが発症しうる病気であることが指摘されている。

明らかに痩せているように見える女性でさえ、「太り過ぎ」を理由に審査で落とされてしまう様子も含まれていることから、「若い女性の過激なダイエットをあおり、摂食障害を助長している」と激しく非難される。

この一件は他人事ではなく、日本でも十分起こりえること。実際、テレビに映る華奢でかわいいタレントに憧れて
ハードなダイエットにハマり込み、そのまま摂食障害になってしまう方も少なくない。
 


拒食症のイメージ。

Thumb_101dc9f53c3


 拒食症の症状  このような症状が確認されれば、拒食症の可能性を疑ってください。
   
   ・継続的な体重の減少。
   ・見るからにヤセ型になり、骨ばった体形になる。
   ・体重を計測する回数が増え、チェックすることに神経質になる。
   ・遅く寝て、早く起きる。
   ・月経不順
   ・手足の指先が青く変色し、冷たい。
   ・集団から離れ、単独で行動することが増える。
   ・みんなと食事をしたがらない。ちゃんと食べていると主張する。

[Photo:http://member.webdoctor.ne.jp/cgi-bin/WebObjects/101adef4170.woa/wa/read/10242f2bbe0+1++/index.html]

摂食障害と鬱病

うつ病と摂食障害の関係について、摂食障害とうつ病の間では、生化学的異常の類似性がみられる。
具体的には、うつ病の薬である「抗うつ薬」が摂食障害、とくに過食症の患者に効果があることが知られている。
また、ストレスに反応して分泌されるホルモンである「コルチゾール」が、正常者よりも高い値を示すという点でも共通している。

うつ病や摂食障害でみられる、この「過剰なコルチゾールの分泌」は、脳内の「視床下部」付近の機能が関係していることが分かっている。
視床下部と言えば、多くの身体機能をコントロールしている場所。例えば、ホルモン分泌、体温調整、水・電解質バランス、糖や脂肪の代謝、食欲…等々。
専門家の間では、「長期に渡ってストレス状態が続くと神経伝達物質やホルモンのアンバランスが起こり、その結果として摂食障害が起こるのではないか」という説が有力となっている。


【資料】痩せ過ぎ女性の動向

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-31_13.59.35

厚生労働省 平成21年度 国民健康・栄養調査(概要)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2202.html

年齢別の値を見ると、総数の11.0%自体がかなり高いレベルであるが、20歳代は22.3%と非常に高くなっている。以下、年齢を重ねる毎にこの値は低まり、60歳代で6.8%まで下がる(70歳以上は11.1%と再度上昇)。

 1981年以降の推移(3カ年移動平均値)を見ると1990年代後半までに大きく上昇し、それ以降、22~23%でほぼ横ばいであることが分かる。2000年から政府が進めている「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」での目標値は、20歳代女性のやせの比率が15%以下であるので、なお道遠しである。

 なおBMIは、体重(kg)を身長(m)で2回割った数値であり、日本肥満学会や国際標準によれば、18.5以下が「やせ」と区分される。下にBMI18.5のラインを掲げた。身長160㎝であると47.4㎏未満が「やせ」とされる。なお「肥満」の方は、日本ではBMI25以上、国際標準では30以上とされる

若い女性のやせ過ぎが女性自身の健康上、また出産上問題となっている。


【専門用語】本人のつらさ

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.16.12


二人の自分:健康な自分と病気に乗っ取られた自分

あなたがやせたい気持ちや体重が増える恐怖を持っているのは当然です。
これが病気です。
あなたも二人の自分がいることに気がついていますね。
健康になりたい自分と、理由はわからないがずっとやせていたい自分がいて、
いつもその二人の自分が葛藤していますね。
気分が良いと健康な自分が勝ち、日常生活でつらいことがあるとやせていたい
自分が勝ってしまう傾向はありませんか?
自分でも二人の自分をコントロールできないし、家族にも矛盾した行動を見せて
迷惑かけていると思ってつらいときもあますね。

[Photo:file:///Users/kanekohiroko/Downloads/%E6%8B%92%E9%A3%9F%E7%97%87%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A8%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84/10genninn.html]

【専門知識】拒食の行き着く先

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.10.22

「食べられない。」

それだけですまされないものがある。
人格にまで影響をきたし、日常生活が脅かされる恐れがあるのだ。


あなたがおかしいなと思い、時に恥じている行動が、飢餓が起こしていることの
証明のために、約50年以上前にKeysらが健康人を対象に行った半飢餓実験を
紹介します。

米軍は、当時アウシュビッツなどに収容されていたユダヤ人の救出後の治療を
研究するために、36人の心身ともに強健な男性兵に、約50%のカロリー制限食を
6ヶ月摂取させました。

当然、試験前の体重は25%減少し、あばら骨の目立つほどやせました。
ダイエットが進む過程で最も特徴的な行動変化は食への執着でした。

会話は食べ物が中心で、料理雑誌、メニュー、料理のレシピを好み、調理器具
を収集し、残飯あさりをするものも現れました。食事に長時間かけたり、食品を
ごちゃ混ぜにしたり、大量のスパイスをかけた。また、将来コックになりたいと
言い出しました。
これらの異常行動は拒食症ではよく見られます。

さらに、情動や社会性の変化、認知の偏り、不眠も認められ、これらも拒食症に
類似していました。そして、飢餓実験終了後、多くの被験者が抑制できない摂食
衝動に襲われて大食しました。

この貴重な実験から、長期間の飢餓は拒食症に似た深刻な身体的、精神的合
併症を起こすこと、長期間の飢餓は過食をもたらすことが明らかになりました。
これらの症状は、飢餓が起こしたもので、栄養状態が良くなるまで止まらず、本
人の意思や周囲の説得で改善できるものではありません。

[Photo:file:///Users/kanekohiroko/Downloads/%E6%8B%92%E9%A3%9F%E7%97%87%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A8%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84/10genninn.html]

摂食障害の定義。

摂食障害(神経性食欲不振症、神経性過食症)は、著しく増えている慢性の難治性疾患です。おもに若い女性が罹る病気ですが、社会の「やせ礼賛風潮」により発症年齢層の幅が拡大し、児童や既婚女性の発症、さらに男性の発症も増えており、特別な人だけがなる病気ではなくなっています。

心身が蝕まれるだけでなく、遷延しやすい障害で、神経性食欲不振症では、重篤な身体および精神合併症で発症者の約7~10%が死にいたるとされています。精神疾患の中で最も高い致死率であり、早急な対応が要請される所以です。罹病によって自己評価の低下、抑うつ、自傷行為、自殺企図などの問題行動を生じたり、低栄養状態によって様々な身体合併症が生じ、結果的に学業や社会的活動、あるいは対人関係が著しく阻害されることも大きな問題です。発症すると本人の心身への影響が多大であるだけでなく、家族の負担も極めて大きく、また、社会的な損失が大きいと言えます。


【専門知識】生物学的メカニズム

 ホルモンの産生に大きな役割をはたしている脳内の化学メッセンジャー(神経伝達物質)の研究に多くの科学者が取り組んでいる。神経性無食症でも過食症でもある種の神経伝達物質のレベルが異常であることは驚くことではない。たとえば、セロトニンという神経伝達物質は過食症、気分障害、衝動的行為のある患者では低下している。セロトニン濃度低下は、過食症患者の衝動性、欲うつ症状、および炭水化物のとんだ食品を過食する行動と関係している。問題は摂食障害の引き金になる原因は何かということである。神経伝達の異常なのか、食行動なのか、遺伝子なのか、または環境なのか?神経性無食症患者の脊髄液においては、脳内に自然に存在する麻薬物質であるベーターエンドルフィンや神経伝達物質であるノルエピネフィリンの濃度が低下している。体重が回復してきている神経性無食症の患者でもノルエピフィリンの濃度が低いので、この神経伝達物質の異常は体重の減少に先行しており、おそらく摂食障害の遺伝的素質に関係していると考えられる。他方、同じ様な生化学的異常が神経性無食症患者に特徴的な低炭水化物・高蛋白性の飢餓や同時に存在する欲うつ気分においても見られる。

 うつ病と摂食障害の関係についても近年よく研究され始めた。摂食障害の患者はうつ病になっていることが多い。うつ病が摂食障害の引き金になっているのではないかとかんがえる科学者もいる。確かに両者の間には生化学的異常の類似性が高い。セロトニンやノルエピネフィリンの濃度低下がうつ病と関係している。そしてうつ病の薬である抗うつ薬が摂食障害、とくに過食症の患者に効果がある。そして、ストレスに反応して分泌されるホルモンであるコルチゾールが両者で正常者よりも高い。

 コルチゾールについての研究がとりわけうつ病で多くなされている。うつ病や摂食障害にみられる過剰なコルチゾールの分泌は視床下部あたりの脳内の機能が関係していることが突き止められている。視床下部は多くの身体機能をコントロールしている。ホルモン分泌、体温、水・電解質バランス、糖・脂肪代謝が調節されている。視床下部の機能と摂食障害の問題は関連していることは容易に理解できる。問題はどちらが原因で結果かである。長期のストレス状態が神経伝達物質やホルモンのアンバランスを引き起こし摂食障害が起こってくると考えられている。


先進国になるほど多くなる?

健康的なダイエットで痩せてスタイルが良くなるのは良いことです。しかし、病的なダイエットは美容にも悪いし健康を損ない、最悪の場合は死に至る事もあるので絶対にしてはいけません。拒食症(神経性食欲不振症)の場合は身体症状、行動異常などの症状が現れるようになります。拒食症(神経性食欲不振症)は、自然治癒する人もいますが、慢性化して入退院を繰り返す人や、死に至るケースがあり意識上では気づかなくとも、潜在意識で、太ることを恐れています。そのために極端に食べる事を拒否して食事が異常に少なくて死に至るケースもあるのです。
女性のアルコール依存症者の多くが摂食障害を合併しているとも言われています。このような異常なほどのダイエット志向やアルコール依存により、拒食症や過食症になる若い女性が増え大きな社会問題となっています。摂食障害は、今後も増える傾向にあり、大きな社会問題となっているのです。過度なダイエットによる摂食障害は女性に多く、スリムな体を手に入れなくてはいけないといった、文化的流れが大きな社会問題となっているのです。更にこのような傾向は小学生の間にも広がってきており、摂食障害の若年化が進んでいるのが心配されます。


http://sessyoku7.web.fc2.com/


【専門知識】過食嘔吐と負のループ

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_16.13.34


過食は正常な脳の防衛反応

飢餓の反動で過食したい気持ちが起きます。
これは正常な脳の反応で、自己防衛のためです。
でも、やせを維持するために、指をのどにつっこんで嘔吐したり、下剤を大量に
使用したりすることがあります。本当は間違った行為だと知りつつ、体重が増える
恐怖から止められなくなっています。
                          

心理ストレスでも過食は起こる

過食しやすい状態なので、心理的なストレスが加わると、一触即発で簡単に過食
してしまいます。疲労、緊張するイベントの前、心配事や不安、孤独などの要因で
過食は始まります。
                
過食の慢性化

過食している最中は、「何も考えない」開放感で、健康なときはつらい嘔吐も、
「嫌なものがすべて出て行く」爽快感になってしまいます。腹痛や何度もトイレに
入らなければならない不便さも、「からだがつらいときは悩みを考えない」楽な
状態になってしまい、この悪循環が続きます。

[Photo:file:///Users/kanekohiroko/Downloads/%E6%8B%92%E9%A3%9F%E7%97%87%E3%81%AE%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%81%A8%E6%B2%BB%E7%99%82%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84/10genninn.html]

厚生労働省による疫学報告

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-30_17.06.32

1998年に全国の医療施設(23,401施設)を対象に実施した疫学調査(図1)によると、患者推定数(罹患率)はANが12,500(人口10万対10.0)、BNが6,500(人口10万対5.2)、EDNOSが4,200(人口10万対3.3)でした。

[Photo:http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_eat.html]

Healtymind.seesaa

http://healtymind.seesaa.net/

 

摂食障害への社会的影響

【資料】女性20歳代の痩せへの転換

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-31_13.49.56

日本人の体格の変化
1974年度厚生労働省 国民健康、栄養調査
文部科学省 学校保健統計
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2200.html


女性20歳代の痩せへの転換は高度成長期にはじまっており、その後も一貫して痩せの方向へ進んだ。いわゆるダイエット・ブームである。17歳(高校3年生)の体格は痩せでないので、20歳代にかけて痩せていくのである。30歳代、40歳代も10年、あるいは20年遅れて、痩せへの方向に転じている。40歳前後(35~44歳)の女性を意味するアラフォー世代という言葉が2007年から使われるようになったが、40歳代女性の痩身志向が最近特に目立つ。あたかも30歳代と同じ体型を維持しようとしているように見える。さらに40歳代ばかりでなく50~60歳代でも痩身化への反転が起こっているようにみえる。

 若い女性がこれだけ痩せてきている背景には精神的な要因を想定するしかないが、いいわるいは別にして、精神が肉体にこれだけの影響を及ぼしうるのである


Www.jsed

http://www.jsed.org/

 

日本摂食障害学会

Index

http://www.edcenterjp.org/index.html

 

摂食障害設立準備委員会
国を挙げて公の治療機関をつくろうとする流れ。

以下引用
わが国はアメリカやイギリスなどと並ぶ摂食障害の多発国といわれています。しかしながら、公的専門治療機関が皆無であるという驚くべき状況に置かれています。治療者数も限られており、当事者は、治療機関を求めてあちらこちらを駆け回らねばなりません。また、多数の治療機関が多くの受診者を抱えて受診制限をせざるをえないという状況です。
以上のことから、摂食障害の公的専門治療機関の創設を是非とも実現したいと考えております。

雑誌モデルと摂食障害


痩せすぎ、若すぎのモデルはダメ! ヴォーグ誌が編集方針

>2012.5.5 SANKEI EXPRESS より


米国を拠点とし、世界中で18カ国版と1地域版(ラテンアメリカ版)が発売されている
ファッション雑誌「ヴォーグ」の出版元である
コンデナスト・パブリケーションズ社(本社・ニューヨーク)は3日、
痩せすぎたり若すぎるモデルとは契約しないとする声明(編集方針)を発表した。

「美と健康とは不可分のものであると確信する」というのが理由で、
若い女性たちが誤った美の観念に縛られ、過度のダイエットに走ることを戒めるのが主な狙いだ。

ハイファッションの最先端を行くヴォーグ誌の決定はインパクトが大きく、
今後の潮流となりそうだ。


 声明は、18カ国・1地域版のヴォーグ誌の編集長、19人の連名で出され、

(1)16歳未満のモデル
(2)摂食障害があるとみられるモデル

-は使わないとし、モデルのエージェントにも、
モデルたちの健康状態とボディーマス指数(BMI=体脂肪指数)のチェックを呼びかけるとしている。

BMIとは、体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割った数字で、
22が標準とされる。

今後さらに、各版ごとに
地域事情に応じてBMIの下限を設け、下回るモデルとは契約しない方針だ。

この決定は6月号(日本版は7月号)から、適用するという。

    *      *      *      *

業界に影響大

米国版のアナ・ウィンター編集長(62)は
「これまでにもモデルの痩せすぎ問題は論議されてきたが、
今回の決定は『健康こそ美である』というメッセージを
強力に後押しすることになる」と話している。

 AP通信によると、14歳の時にスカウトされて以来、
モデルとして活躍する一方、昨年、モデルの労働条件の改善を求めて
非営利団体「モデル同盟」をニューヨークで立ち上げたサラ・ジフさん(30)は、

「ヴォーグ誌の決定は画期的であり、影響力も大きい。
 ファッション業界はこぞって、この方針にならって欲しい。
 児童労働、拒食症、セクハラなど、この業界は問題を抱えすぎている」

と述べた。

  *      *      *      *

拒食症で死亡

 ファッション業界では、2006年11月にブラジル人モデルの
アナ・カロリナ・レストンさん=当時(21)=が拒食症で死亡して以降、
「痩せ過ぎ」のモデルについての議論が活発化した。

 レストンさんは、身長174センチで、体重はわずか40キロ(BMI13.2)。

亡くなる3週間前に腎不全で病院に運び込まれたが、
極度の衰弱によって抵抗力が失われ、薬が全く効かない状態だった。


その後、スペインとイタリアでは、
BMIが18未満のファッションモデルのファッションショー出演を禁止する法律が制定され、
イスラエルでも今年3月、
BMIが18.5以下のモデルを広告に使うことを禁じる法律が成立している。

しかし、米国やフランスでは
法による規制ではなく、啓蒙活動という形で問題に対処してきた。
このため、本音の部分での痩身礼賛の傾向は改まらず、
痩せすぎと思われるモデルに需要も集中してきた。

健康に生きてこその人生である。
今後、「ふっくら型」の許容が定着するか、注目される。

<以上2012.5.5 SANKEI EXPRESS より>

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

摂食障害だとモデルになれないなんて差別じゃないかとか
ナチュラルに細い人だっているのにチャンスを奪うなんて不公平だとか
モデルは服を見せる仕事であって、体型を見せる仕事じゃないなど、
さまざまな声も目にしたことがありますが
みなさんはどんな感想をお持ちになりましたか?

私はこの場合は差別とは違うと思うし、
他の職業でもみんなが努力すればソレになれる資質や才能に恵まれているわけじゃないのは他の職業でも同じじゃないかなあと思う。
ってか、みんな平等でなんでも努力次第っていう考え方の方が、
よほど残酷ではないかと・・。

ここにいる人たちは特に、ダイエットも仕事も、
うまくいかないのは自分の頑張りが足りないからだ、って
自分を責めて苦しい生き方してる人も多いよね。。

服を見せる仕事なら、本当は細めさんも太めさんも
いろんな体型のモデルがいたほうが参考になるような気がします。

*      *      *      *

痩せ過ぎ賞賛の風潮の影響で、摂食障害だけでなく
さまざまな心身の病気が増えているのは事実です。

それがすべてメディアのせいだけとは思っていません。
だからこそメディアが変わるのをじっと待たずに、
 「世間の風潮がどうでも、それに流されて
 自分の心身を痛めてまでソレを追いかけないで。
 ひとり一人が自分の中に自分の芯を作っていこう」って、
個人に呼びかける活動も私はするけれど、
実際にはそれってすごく時間のかかることだし、
そこに意識を持っていこうと思えるまでにも時間がかかります。。。
その一方で、メディアの情報が無意識に人々の価値観に働きかける速さと強さのほうは、ものすご~くは速くて強く、簡単に人々の価値観をゆがめる力があるというのが現実です。

ですから私はやはり、メディア側のほうが変わることも必要と思うし
そうなればそれは大きな力になると思います。


まだ、日本では広告や雑誌が潜在意識に及ぼす力が
それほど認識されていなくて、
受け手がしっかりしていればいいんだという考えが強かったりするのかなあ。。
それで危機感が薄いというのもあるのかなあと思いますが、
厚生労働省の発表もありますし、日本もかわっていくかもしれないですね。


http://ameblo.jp/step-aya/entry-11244335817.html


【資料】やせ過ぎ女性の比率の国際比較

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2012-08-31_13.46.13

診療WHO global database oo Body Mass Indes 2011-1-24
日本は厚生労働省[平成21年度国民健康・栄養調査(概要)]

 一般には、食料事情もあって、所得(1人当たりGDP)の低い貧困国ではやせ過ぎ女性が多いという傾向がある。

しかしながら、
日本は、11.1%と112カ国中、30位であるが、所得の高い国としては、シンガポールやアラブ首長国連邦と並んで、異例の高さとなっている点が目立っている。国民全体、あるいは女性平均の体型が世界の中でスリムである点では日本と共通の韓国でもやせ過ぎ女性の比率は6.5%とそれほど高くない。

 2006年、ファッションモデルのやせ過ぎが問題となり、やせ過ぎモデルの出場を禁止する措置が欧州で取られた。「マドリード市はスペイン保健省と共に「一般の人がファッションショーを拒食症の増加と結びつけて考えないようにしたい」として、「モデルのボディーマス指数(BMI=体重を身長の2乗で割った比率)は最低18以上」と規定し、それ未満のやせ過ぎたモデルのショー出場を禁じた。少なくとも数人が該当し「失業の危機」と訴えている。」(毎日新聞HP20060916)パリのオートクチュール連盟はこれに反対しているが、欧州の他のファッションショーにも波及する動きがある。

 この図録は2006年初掲載(データはそれ以前、日本は1988~99年平均)であるが5年経過した2011年1月に更新した。2006年版では、なおWHOのデータベース掲載国は39カ国と少なく、日本は、12.24%とそのうち10位であった。シンガポールやアラブ首長国連邦のデータはなかったので、日本の特異性は今以上に目立っていた。2006年版図録と比較すると日本に近づく国もちらほら出てきているようである。

 2006年版図録は、幕内秀夫著「夜中にチョコレートを食べる女性たち 」(講談社、2009 年)の中で引用された。「粗食のすすめ」が評判を呼んだ管理栄養士の幕内氏は、この著書で、図録に示されているような日本人女性のからだの危機的状況が、若い女性の「性の貧困」と片寄った「食の快楽」を背景にして進行していることに警鐘を鳴らしている。


社会からの差別偏見問題

外から見て分かりやすいものほど、対処しやすい。
それだけに摂食障害というものは辛いものが大きいと言われている。
なぜなら、人間が基本的に行う「食べる」という行為ができないのだから。

ご飯が食べられなくなってしまったり、逆に大量に食べて吐いてしまったり…。
摂食障害の症状は、傍から見れば「食べ物を粗末にしている」「好き嫌いが多い」と思われる。
「甘えている」「贅沢病だ」と一蹴する人もいるだろう。
しかし、普通に3食を食べられない状態というのは、摂食障害になったことがない方には到底理解できないほど辛い状態、心も身体も栄養不足でフラフラなのだ。

「食べたい、でも、太りたくない」
「痩せなければ人に認めてもらえないのでは」
「これを食べてまた太ってしまったらどうしよう…」
…日々、食べ物を目にする度にこんな苦悩を抱えている。

摂食障害を発症する背景には、患者自身の性格や心理状態、患者が置かれている環境など様々な要因があり、
それぞれが複雑に絡みあっているため、「理解してあげてください」と言われても難しい。
しかし、彼女(彼)らが苦しんでいることだけは理解してあげて欲しい、
心の中に様々な矛盾や葛藤を抱え、それでも必死に「食べること」に向き合おうと努力していることだけは確かな事実。


ダイエットと拒食。

摂食障害の約50%が、ダイエットがきっかけ。

ダイエットで異常にやせると、急に衝動的な食欲が出てダイエットが失敗に終わることがある。
これはダイエットの失敗ではなく、体の生理的な防衛反応で、健康な証拠。
異常にやせることができたのは心理的なストレスが大きすぎて体の防衛反応が作動しなかったから。
つまり病気なの。
スリムなデザインのファッションを着こなすためにダイエットをしたつもりでは?


摂食障害の死亡率

摂食障害の死亡率については、概ね7~8%。
これは、15人に1人くらいで、かなり高い死亡率。

死亡する理由としては、
(1)やせによる衰弱死(多臓器不全を伴う)

(2)低血糖発作
やせによって身体に予備エネルギーがない状態のときに、例えば、食事を抜いたり、何日も絶食を続けたり、激しい運動をしたりすると、血糖値が下がり、脳にエネルギーが供給されなくなり、意識障害を来たし、ときに、死に至る。

(3)低カリウム血症
胃液まで吐くような激しい嘔吐、あるいは下剤の乱用による下痢を繰り返すことによって、低カリウム血症をきたす。
低カリウム血症をきたすと、四肢の麻痺や不整脈を起こし、やはり死に至る。

(4)自殺
殆どの摂食障害の人が、「自分なんて生きる価値がない」と思い込んでおり、強い見捨てられ不安がある。(←著者もコレ)

摂食障害になってまで、SOSを出しているのに、誰にもその本当の気持ちを理解してもらえなければ、
自殺に至ってしまうのかもしれない。


Detail_eat

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_eat.html

 

摂食障害 厚生労働省HP
原因について

社会・文化的要因

前記したように、摂食障害の心理的特徴の中核として、体重や体形へのこだわりや体形への不満があることを述べました。その点、近年のわが国における患者数増加の背景には「やせを礼賛し、肥満を蔑視する」西欧化した現代社会の影響がうかがわれます。つまり、スリムをもてはやす社会、文化の影響です。
わが国では、20代女性の平均体重は毎年低くなり、標準体重の-10%の一歩手前まできています。マスコミや雑誌などでは、スリムになるための広告を毎日のように目にします。個々人の病因は異なっていても、全体として考えると、昨今の摂食障害の増加には、こうした社会的影響も否定できません。
心理的要因

重要なこととして、摂食障害の原因としての心理的特徴と、摂食障害の発症後の患者に認められる心理的特徴は区別しておく必要があります。
従来、否定的な自己評価あるいは低い自尊心(自己評価)が摂食障害全体と、強迫性パーソナリティ傾向や完ぺき主義がANと、また、中でもとくに抑うつや不安などがBNならびにむちゃ食い障害の発症と関連があると報告されており、こうした心理的特徴が発症危険因子あるいは準備因子のひとつとして考えられます。
しかしながら、注目すべきは 1950年代に米国ミネソタ州で行われた、健康で若い志願兵に対する半飢餓研究です。半年で体重を平均25%減少させる程度の食事制限によってもたらされた飢餓、あるいはその後の復食期の観察で、健康人においても飢餓によって抑うつ、不安、過敏性、易怒性、あるいは精神病的症状が出現し、自己評価の低下や強迫性の増強など、一般に摂食障害患者に特異的とされた心理的変動が認められたということです。したがって、摂食障害患者にみられる心理的特徴でもって、それを心理的要因だとすることには慎重でなければなりません。むしろ、病気の維持因子あるいは増悪因子として作用している可能性も十分考えられます。
家族環境

両親の別居や離婚など両親の不和、あるいは両親との接触の乏しさ、親からの高い期待、偏った養育態度も発症推進的役割を果たすといわれています。家族のダイエット、家族その他からの食事や体形および体重についての批判的なコメントなども病前体験として、発症に関与している可能性が考えられています。
遺伝的要因

しかしながら、前記の心理・社会的要因が強いものは誰でも摂食障害となるわけではありません。発症に至るのはそのうちのごく一部です。近年、摂食障害への罹患感受性に遺伝的要因が重要な役割を果たしていることが家族内集積の研究や双生児研究で示されてきました。それぞれ異なった遺伝子がANならびにBNの発症に関与しており、ANの遺伝率はBNよりおおむね高いと報告されてきています。しかし、両者の間にも遺伝的関連が認められており、ANで発症しても途中でBNに病型が変わること(頻度は少ないがその逆もある)、同一家族内に両者の病型が存在することなどから、ANとBNはまったく異なった病気ではないようであることがわかってきています。いい換えれば、ANとBNはそれぞれ独立した罹患感受性遺伝子(病気への罹りやすさに関連している遺伝子)を有しているものの、まったく異なった遺伝的、環境的背景をもつ摂食障害ではなくオーバーラップしたものであることが示唆されているのです。

contents.zip

ファイルをダウンロード

日本摂食障害学会より。
「摂食障害の理解と治療のために」

Tky201205210166

http://www.asahi.com/culture/update/0521/TKY201205210166.html

 

2012年5月のニュースにて。
「やせすぎモデル起用しません」 
雑誌ヴォーグが新方針
 

【図】摂食障害の原因説

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.06.42

 


【図】摂食障害の危険性

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.04.00

 


【図】摂食障害と社会の関わり

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.04.18

過度なダイエットによる摂食障害は女性に多く、スリムな体を手に入れなくてはいけないといった、文化的流れが大きな社会問題となっているのです。更にこのような傾向は小学生の間にも広がってきており、摂食障害の若年化が進んでいるのが心配されます。

摂食障害は若い女性に多く見られるのが特徴の病気で過度なダイエットやストレスが主な原因と言われています。現代では痩せていることが女性の理想像のような歪んだ美意識が浸透していている。若い女性が極端にスリムな体型に憧れて無謀なダイエットを続け摂食障害に陥ることが多くなっています。
 


【図】(1)拒食になる心理過程

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.06.27

機能的な嚥下障害などと区別するために中枢性食異常症と呼ばれることもあります。食に関する難治性の病気で、一般的に知られている呼び方として、『拒食症(神経性無食欲症)』『過食症(神経性大食症)』があります。

ダイエットやストレス、失恋などのきっかけで拒食症になり、どんどん痩せていっても食事を摂ることができなくなり、益々痩せが進んでしまうケースと、拒食状態にあったものが、突然大量の食事を摂るようになり、過食症に移るケースなどがあります。

過食になったケースでは、食べたものを自ら口の中に指を突っ込んで吐いてしまったり、下剤などの薬を乱用する場合があります。やがて、食べ物を口にすると自然に嘔吐してしまうようになり、食べたくても食べられなくなってしまいます。男性よりも女性に多く、その割合も95%と圧倒的な数です。

第1ステージ
自分から過剰なダイエットをしている人は、実は半分以下です。
拒食症では、困難な状況になると、わけもなくやせたい気持ちにさせられます。
本人は意識していません、ついやせる行動をしています。
小さいサイズの洋服が着たいと思って始めたダイエットでも、途中からそれ以
上にやせても、もっとやせたくなります。
あなたが悪いのではありません。つまり、病気なのです。
                                    
第2ステージ
やせはじめには飢餓によるハイ状態で作業能率が上がる、身軽になりスポー
ツの記録が伸びる、スリムになって注目される、着たい細身のドレスを着るこ
とができる、周囲が関心をもって心配してくれる、など良いことが多くなります。

                               
   
さらにやせるともっと良いことがあるような気分になります。
カロリー計算や運動に没頭することで達成感や充実感があります。
他のつらい挫折体験や現実の解決困難な問題から気持ちをそらすことがで
きます。
やせると感受性が鈍磨して、おっくうで大変なことをあまり苦痛に思わずこな
せるようになります。
自分の問題が他人事のように感じられます。
周囲からの期待やプレッシャーを止めることができます。
年齢相応の義務や役割を果たさなくてもよいような気分になります。
やせているにもかかわらず頑張っていると褒められます。
失敗しても言い訳になります。
                        

第3ステージ
拒食症の完成 飢餓による異常行動と精神的な症状に苦しみ始めます。


ストレスがなぜやせに結びつくのか
やせにはこのようなメリットがあり、頑張って疲れたあなたは、ほっと休める
ような気がします。自分の努力が報われないような、期待が裏切られるような
挫折体験、どうしても受け入れられない現実、解決不可能と思われるトラブル、
無理の積み重ねで燃え尽きたような体験、などに対して、自力でどうしても対処
できないときに拒食症は発症しています。
あなたは頑張り屋なので、大変だと意識していないかもしれませんが、周囲の
誰より頑張ってきたはずです。無理を重ねたときに発病する病気です。

ストレスの数や大きさが大きいときもあれば、自分の考え方や解決方法が不器
用なこともあります。ストレスが自分の対処能力を超えたときに発病しています。
喘息発作や胃潰瘍やうつ病が発病してもいいのに、あなたは拒食症になりやす
かっただけ、そして、やせにはいろいろなメリットがあるからやせが持続してしま
うのです。

まず、周囲が「何かおかしい」とあなたの窮状に気付いてくれたことだけは確か
です。ただし、やせ願望が消えれば体重を増やせると考え、やせたい気持ちを
消そうと躍起になっている患者さんやご家族がいます。でも、やせ願望は拒食症
の本質で、治る最後まで存在することを受け入れなければなりません。
異常なやせへの執着・図へ⇒
                             
 


 


【図】痩せ過ぎ女性の動向

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_15.23.15

やせすぎ女性の割合が近年増えている!


【図】例みせすの環境的ストレス。

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.07.06

過食症ー過食嘔吐の発症。

大学4年の夏、アフリカにボランティアしにいって、
太って帰ってきたみせす。
そのあとに、秋に研究室に戻ると、先輩からこういわれて、余計に過食症は悪化した。


【図】摂食障害のつらさ

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.06.10


自分の精神が病んでいる、というのは患者さんにとって、
本当に耐えがたい苦痛です。
それを周囲の人間は、理解してやらなければと、いつも思って対応しています。
確かに彼らの行動を、知らない人が見ると、「コッケイであり」、「奇妙であり」、「異様な」感じがする。
 


【図】摂食障害のまとめ

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_15.17.41

機能的な嚥下障害などと区別するために中枢性食異常症と呼ばれることもあります。食に関する難治性の病気で、一般的に知られている呼び方として、『拒食症(神経性無食欲症)』『過食症(神経性大食症)』があります。

ダイエットやストレス、失恋などのきっかけで拒食症になり、どんどん痩せていっても食事を摂ることができなくなり、益々痩せが進んでしまうケースと、拒食状態にあったものが、突然大量の食事を摂るようになり、過食症に移るケースなどがあります。

過食になったケースでは、食べたものを自ら口の中に指を突っ込んで吐いてしまったり、下剤などの薬を乱用する場合があります。やがて、食べ物を口にすると自然に嘔吐してしまうようになり、食べたくても食べられなくなってしまいます。男性よりも女性に多く、その割合も95%と圧倒的な数です。


摂食障害は大きく拒食症、過食症に分類される。拒食と過食は相反するもののように捉えがちだが、拒食症から過食症に移行するケースが約60 - 70%みられたり、「極端なやせ願望」あるいは「肥満恐怖」などが共通し、病気のステージが異なるだけの同一疾患と考えられている。よって拒食症、過食症を区別する指標は、基本的には正常最低限体重を維持しているかどうかのみである。アメリカでは平均体重の85%以下が拒食症に分類されているが、日本では80%以下のされている。
 


【図】(2)過食になる心理過程

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_14.03.46

 


【図】痩せすぎ女性の比率と国際比較

Thumb_%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88_2013-05-07_15.21.55

日本は、所得が高いのに関わらず、痩せすぎ女性の割合が増えている。

過度なダイエットによる摂食障害は女性に多く、スリムな体を手に入れなくてはいけないといった、文化的流れが大きな社会問題となっているのです。更にこのような傾向は小学生の間にも広がってきており、摂食障害の若年化が進んでいるのが心配されます。

摂食障害は若い女性に多く見られるのが特徴の病気で過度なダイエットやストレスが主な原因と言われています。現代では痩せていることが女性の理想像のような歪んだ美意識が浸透していている。若い女性が極端にスリムな体型に憧れて無謀なダイエットを続け摂食障害に陥ることが多くなっています。


あべとしきの投稿

痩せたがる女の心理。
http://ameblo.jp/marikohk/entry-11489452258.html


Facebookコメント

おすすめ記事

%e3%81%93%e3%82%8d%e3%81%84%e3%81%a8%e3%82%99 %e3%82%86%e3%81%8b%e3%82%8a

みせす

群馬県太田市出身
2012年3月東京薬科大学生命科学部 卒業
2014年3月群馬大学大学院保健研究科修士 修了
【現在】都内 製薬会社 社会人2年目
学部時代に途上国アジア・アフリカ15カ国をボランティアや国際交流で訪問し、途上国の子供たちの未来に恋をする。
世界で働くことを夢見ながら、理系の専門性(専門:分子生物学、生化学)に頭を悩ます日々。

夢は、医学・公衆衛生で医療支援を通じて子供たちの笑顔を増やすことと、お嫁さんになり家族をつくること。

趣味は音楽、ダンス、二度寝、美味しいものを食べること。
特技は、途上国の人と言語を超えて仲良くなれること。生水にも耐えられる腹の力。あと笑顔。

facebook:hiroko5374
blog:【続・ころいどの挑戦〜夢〜】 http://colloid1989.blog.fc2.com

自分用にメモをつける


記事ランキング

1
体重にとらわれた女性たち【摂食障害】
2
ありのまま生きれない辛さ【アダルトチルドレン】
3
若者に蔓延!? 日本が抱えるエイズ問題
4
「”死に至る病”という認識を」 ーうつ病に見る精神疾患への偏見ー
5
モンゴルに遊牧民はいない…!?モンゴル経済のいまを探る

おすすめ記事